マンガを「見る」という体験
マンガを「見る」という体験―フレーム、キャラクター、モダン・アート
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紹介
コマ/フレーム、キャラクターを通して、われわれはどのようにマンガを眺めているのか。マンガ批評、文学研究、美術史を専門とする気鋭の論者たちが、マンガをめぐる時間・運動・言説の問題を自在に語り、新たな理論的枠組から視覚体験としての"マンガ"を問いなおす。
目次
第1部 マンガの時間、絵画の時間(消える男/帰ってくる男-マンガから見た絵画・シュルレアリスム
瞬間は存在しない-マンガ的時間への問い)
第2部 マンガのコマ、絵画のフレーム(マンガにおけるフレームの複数性と同時性について-コマと時間をめぐる試論(一)
分裂するフレーム-シュルレアリスム"と"マンガ)
第3部 マンガをめぐる言説、美術をめぐる言説(マンガと美術-現代美術批評の観点から
マンガ表現と絵画の境界をどう考えるか-フィギュールという接点)
第4部 シュルレアリスムの視覚体験とマンガ(ロプロプが飛び立つ-動いてしまうイメージの歴史のために)