ポップカルチャーの思想圏
ポップカルチャーの思想圏―文学との接続可能性あるいは不可能性
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紹介
村上春樹を経て、エヴァ、ピングドラム、AKB48へ。ポップカルチャーの思考はどこまで届くか。
目次
1 偶有性・共同性・他者(一九九〇年代における偶有性の感覚-村上龍、村上春樹、そして庵野秀明 九〇年代アニメは「外部」をどう語ったか
「蜂蜜パイ」・『輪るピングドラム』における分有への意志-一九九五年/二〇一一年以後の"生存戦略" ほか) 2 戦争あるいは暴力の表象(ナウシカはなぜ空を飛ぶのか 大和からヤマトへ-現代アニメの始発をめぐって
受苦の七〇年代-『ブラック・ジャック』から)
3 物語/キャラクター(身体と内面の創出をめぐって-小説とマンガを同期させながら マンガキャラクターが生きる時間-つげ義春と上村一夫
物語とサンプリング-『新世紀エヴァンゲリオン』『ほしのこえ』から『ノルウェイの森』へ ほか)