ひとひら
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転入生・麻井麦。15歳。 緊張すると声が出なくなるほどの極度の上がり症。口癖は「無理です」。そんな超恥かしがりやでネガティブな彼女がどうしたわけか演劇研究会にスカウトされてしまった!?この世界で一番向いてないはずの「女優」を目指して恐怖の日々が始まる!! HASSO@shimesaba_taro
ひとひら、コミュ障JKが演劇を通じて成長する物語というイメージは凡そ合っていたが、それに付随する先輩同士の確執やら恋愛やら諸々の要素が1クールで収めるにはいろいろ描写不足では？と思う事が多くて全体的に印象が薄い感じになってしまって何とも微妙。
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主人公麦の声の良さはたしかに感じた物の、9話での本番での舞台演技はそれまでの演技から急にベクトルを変えてきたので感動云々よりもびっくりしたという方が大きくて、一番の見せ場であろう所でしっくり来なかったのは残念。
良かった所は2話で麦の制服が雨で濡れてしまってちとせのジャージを着て一日過ごす所。1話で野乃が演劇について｢自分じゃ無い自分になれる｣と語った事を受けてのこの展開、麦が変わり始める切っ掛けとして自然な展開に見えたし、その切っ掛けをくれたちとせの存在感を示す上でも良い見せ方だった。
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【ひとひら】真っ向から演劇と青春を描いたアニメ。麦と野乃、野乃と美麗、麦と佳代……師弟・ライバル・友情、熱い関係性を熱く描いてくれた。このアニメは燃えアニメなのだ。美少女を眺め楽しんだり、女の子同士に疑似恋愛関係を見出すアニメではない。最終回の演出は驚き。(2007年3月－6月）