かみちゅ!
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広島県の瀬戸内地方にある架空の港町「日の出町」(モデルは尾道市)を舞台に、ある日突然「神様」になってしまった女子中学生・一橋ゆりえと、その周りの人々の生活を描いている。 この作品での神様は神道における八百万の神の事であり、劇中にはゆりえ以外にも数多くの神様(付喪神、妖怪〈荒ぶる神〉、貧乏神、死神など)が登場する。ただし、ゆりえ以外の神様は神通力を持った一部の人しか見ることができない。神様達は神様の国という、神様だけが入ることのできる別世界を作り上げており、神無月には、全国の神様が集結して神様集会を開いている。 舞台設定は現代の日本に近い本作だが、作中の一般人は中学生が神様になったことを多少めずらしがりはするものの、事実として受け入れがたいものではないという描かれ方がされている。これは作者の意図したものである3。 作中では直接語られてはいないが、時代背景は1980年代である。なお、作中に登場する一部の店には、取材協力へのスペシャルサンクスとして、尾道市内に実在する店の名前が使われている。
また、物語の主な舞台であるゆりえたちが通う中学校は尾道市立土堂小学校が、来福神社の社殿は艮神社 (尾道市長江)、境内は御袖天満宮が、それぞれモデルとされた。
平成17年度(第9回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。日本のメディア芸術100選アニメ部門に選出された。