『山田くんと7人の魔女』下書き
原作漫画最終巻までのネタバレあり
いかにも教育ネタというのは、最終巻あたりの白石さんが山田に勉強を教えて、志望校に合格させるという目標を支援するという場面ぐらい。
でも教育において、対人関係のあり方をどう考えるかという観点に立つと、かなり得るものがある作品だと思う。
類似作品として物語シリーズ、『ココロコネクト』、『サクラダリセット』、『トリニティセブン』などがある。
基本的に、要素が似ているので、設定をオーバーラップさせていくらでも議論を膨らませることができるというメリットがあり、単に一度読むだけで終わらせるのはもったいない作品群である。
利他行動が何に依存しているのか、どのようなメカニズムで成立するのかを考えるときに、この作品が参考になる。
まず簡単なあらすじから(ネタバレ版)