『坊っちゃん』の時代
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明治三十八年。現代人たる我々が想像するより明治は、はるかに多忙であった。
漱石 夏目金之助、数え年三十九歳。
見通せぬ未来を見ようと身もだえていた──近代日本の青年期を、散り散りに疾駆する群像をいきいきと描く、関川夏央・谷口ジローの黄金コンビが放つ一大傑作。
第二回手塚治虫文化賞を受賞。新装版は全5部。
高校生以上の方に『坊っちゃんの時代』という漫画全5巻はお薦め。プラス石原千秋『『こころ』で読みなおす漱石文学』と 『学生と読む『三四郎』』、あと岡田尊司『愛着障害 子供時代を引きずる人々』をセットで漱石入門にどうぞ。
『ことばの見本帖』に関川夏央さんが書いた小説を読むとはどういうことか―夏目漱石『坊っちゃん』に即して という文章も高校生なら読めると思う。専門書に関してはまだ読みこんでいないのでお口をチャックします。
0:10 - 2014年9月2日