SSSS.GRIDMAN
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円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
あらすじ
ツツジ台に住む高校1年生の響裕太は、ある日目覚めると記憶喪失になっていた。 そして裕太は古いパソコンに映る『ハイパーエージェント・グリッドマン』と出会う。
グリッドマンは使命を果たせと語りかけ、裕太はその言葉の意味と記憶を探し始める。
突然の事に戸惑いつつも、クラスメイトの内海将や宝多六花、新条アカネたちに助けられながら毎日を送る裕太だった。が、
その平穏な日々は、突然現れた怪獣によって容易く踏みつぶされた――。 【SSSS.GRIDMAN考察】“物語”についての物語としてのグリッドマン【随時更新】
ネタバレありの感想
新条アカネが神となった経緯について
退屈な日常を退屈でなくすためには、普通は起こらない出来事を突然起こしてしまえばいい。
気に入らない人や気に入らない出来事を消すためには、その世界から排除してしまえばいい。
箱庭療法のように、内面を閉じた世界に反映させて、そこで物語を駆動させて、フィードバックすることは治療の類と解釈できる。
「涼宮ハルヒシリーズ」や「ささみさん@がんばらない」でも世界を改変する話がでてくる。とある魔術の禁書目録の新約9巻でも世界を作っては壊すという話があり、これに似ていた。
12話
「フィクサービームとはこの世界を修復する力。この世界を創った新条アカネの心を救う力だ。」
自身が作った予定調和な箱庭の中で、彼女の意図しない出来事が繰り返される。アカネが生み出した怪獣のアンチがアカネの意図しない行動をして、それによってアカネ自身を救うことにつながった。
10話
「やっぱり、怪獣は負けるために生まれて、死ぬのかな。」
このあたりの部分がいまいち消化できてない。アンチがアカネを救ったことで、「負けるために生まれたわけではない」と主張しているように思えるけど、この世界における怪獣の存在がいまいち理解できてない。
12話
アカネと一緒にいたい。どうか、この願いがずっと叶いませんように。
ここでは自立を促す(都合のよい世界からの離脱)方向性があるということはわかる。