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RDGレッドデータガール はじめてのお使い (角川文庫) https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51E58pk4xxL.jpg
紹介
世界遺産に認定された熊野古道、玉倉山にある玉倉神社。そこに住む泉水子は中学三年まで、麓の中学と家の往復だけの生活を送ってきた。しかし、高校進学は、幼なじみの深行とともに東京の鳳城学園へ入学するよう周囲に決められてしまう。互いに反発する二人だったが、修学旅行先の東京で、姫神と呼ばれる謎の存在が現れ、さらに恐ろしい事件が襲いかかる。一族には大きな秘密が-。現代ファンタジーの最高傑作、ついに文庫化。
記録はは単行本のページです。
RDG2 2013/07/07
p164式神は実在するか?「脳の内側に存在するものを信じる」→唯脳論的認識論p168前記を踏まえて神霊や式神は人間とは別のレベルで存在、そのままでは人間の五感に引っ掛からない。式神たちが人間の脳に対して働きを辞めると、人間には存在がわからない。p165式神と神霊の違い前者は人間が式で縛って使役、後者は人の下につくようなものでない、人と同じ見解で動くものでない。p247神霊と接することのできる人間は絶滅危惧種→レッドデータガールの由来//マンガ結界師的展開を期待していたがまさかのマンガ学園アリス的…
RDG3 2013/07/15
学園祭の準備で夏休みに長野県戸隠で合宿。合宿、合宿いいなあo(^o^)o…彼女たち物語の住人は必ず何かに出会ってしまうのだけれど。このシリーズ、実際の地名や神話が出てくるから、ウィキとかで写真をみたり、伝統芸能などの知識をつけながら読むといいかも。
RDG4 2013/07/16
姫神が怖い。火の鳥を思い出した。生身の人間は時を越えるということができないけど、超越した存在は無限ループの中に居続けるのかな。一巻から思っていたけど、やたらとパソコン=現代の象徴が出てくる。ネット上の空間もある意味、無限拡張空間かつ現在と過去が混在するので、数百年後のネットには化け物が生まれ潜むようになるかもね。
RDG5 2013/07/19
戦国学園祭が始まり、高柳の罠にかかり泉水子が高柳に好意を寄せるようになってしまうくだり、僕らは自分の意志で行動してると思っているし、だからこそ他の人の思惑通りに従ってしまうのを見ると嫌だなって感じるのだけれど…そういった感情ですらそう思うように既に規定されていて、僕らは操り人形の如く生きているのかな?こういった自由意思の操り構造は、最近読んだ森見登美彦「きつねのはなし」やジブリ「猫の恩返し」「千と千尋の神隠し」などよく出てくるね。/八王子攻めの幽霊を見てしまうくだり、僕は友達がよく戦国武将の話をしていた時