『ハッカーと画家』
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原著・訳ともに 2004年
ハッカーと画家収録のエッセイのうち、日本語訳があるもの
収録外を含むエッセイとその和訳
とても面白かった章 🎉
第3章 口にできないこと
第4章 天邪鬼の価値
第6章 富の創りかた
富に対する考え方が面白い
第7章 格差を考える
富・格差・技術について
第11章 百年の言語
第12章 普通のやつらの上を行け
第13章 オタク野郎の復讐
面白かった章 👍
第2章 ハッカーと画家
第5章 もうひとつの未来への道
読まなくていい章 👎
第1章 どうしてオタクはもてないか
感想
20年前の本で発されるにしてはあまりに聡明な指摘の数々に驚かされる。
今でこそ広く認知されるようになった継続的デリバリや宣言的な言語などの概念も、ポールグレアムはこのときすでに確信し発信していたことが窺える。
ハッカーとは何か・ハッカーと不服従・口にできないこと・富について・格差と社会・格差と技術・創造的な仕事とLisp など、技術関連のこと以外でも学ぶことが盛りだくさんの本だった。第1章がコンプレックスすぎるというかナードすぎて読んでられないけど、それを差し引いたとしても名著だと思う。
読書ログ
ハッカーと画家おもしろい。ここに出てくるハッカー像はBakuさんがまっさきに思い浮かぶなあ、アートやってるからかもしれないけど
『ハッカーと画家』の「第3章 口にできないこと」と『これは水です。』はとても通じるものがあるな
ハッカーと画家第5章「もう一つの未来への道」、Continuous Delivery の起こりとでも呼べそうな精神を感じる。俺が生まれるときにはもうすでにこういう感覚を携えているひとがいたと思うとすごい
6,7章読んだ。面白い
ハッカーと画家、いいことたくさん書いてあるけど第1章「どうしてオタクはもてないか」はただの意味不明なナード賛美なので、個人的には読む価値ないと思う。これが第1章なのがめちゃくちゃ惜しまれる。ここから読み始めてここで離脱する人たくさんいるでしょ
まあこんな心配は間違いなく杞憂だと言える程度には名著としての地位を確立し終えた本ではあるが
ポール・グレアムのエッセイ、お手本のようなLisperスピリットというか考え方を感じて非常にいい
どういうわけか、1980年代に、再利用性という概念はオブジェクト指向プログラミングとくっついてしまって、どんなに反証を挙げてもそこからひっぺがすことができなくなってしまったようだ。確かにオブジェクト指向ソフトウェアのなかには再利用性の高いものがあるが、それはオブジェクト指向だからそうなのではなく、ボトムアップ性があるからなんだ。ライブラリを考えてみたまえ。オブジェクト指向スタイルで書かれていようがいまいが、それが言語であるからこそ、再利用できるんじゃないか。
私はオブジェクト指向プログラミングの終焉を予言しようとしているんじゃないよ。オブジェクト指向が良いプログラマに与えてくれるものは、いくつかの特殊な領域を除いてはたいしてないと思っているけれど、大きな組織にとっては抗い難い魅力があるのだろう。オブジェクト指向プログラミングはスパゲッティコードを書くための持続的な方法を提供してくれる。プログラムをバッチの繰り返しで書くことを加速するんだ。大きな組織はソフトウェアをいつでもそういうふうに書いてきたし、100年経ってもそれは変わらないだろう。
20年前にこれ言ってるのすごいな、当時ってOOP全盛期くらいじゃないのか
計算モデルとか言語処理系をかじった今になって13章の「オタク野郎の復讐」を見ると、ポールグレアムが盛んにLisp賛美をする気持ちもわかるなあ
彼の目からしたら、いろんな言語が時代を追いながらLispにやっと追いついてきたようにしか見えなかっただろうと思う
ポールグレアム、思考停止のLisp狂信者かと思ったら全然そんなことないんだよな、13章読むとめちゃくちゃまともなことを言ってるし、彼がLispを選ぶ領域でなぜLispにこだわるかもわかる