『われはロボット』
#book
原題:『I, Robot』
著:アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)
訳:小尾芙佐
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感想
ロボット工学三原則(Three Laws of Robotics)が示されたことで有名な本。
ロボット心理学者スーザンの回想というかたちでロボットSFの短編がまとめられている。
高度なロボットたちが引き起こす三原則に起因する挙動に振り回されながら、それをハックしようと奮闘する人間らの様子が描かれる。
複雑になりすぎたゆえにブラックボックスと化してしまったロボットを観察と実験でどうにか良いように扱っていこうとする様は昨今のAI、具体的にはChatGPTに対するプロンプトエンジニアリングなんかと似たものを感じるところがある。
賢いロボットが現れるとすれば、それを扱う手法は自然科学的なアプローチにならざるを得ないということをアシモフは予見していたということなのかな。
俺はどちらかと言えば形式的で理論科学的なソフトウェアの世界が好きだからこの未来はあんまり嬉しくはないけど、それなりにワクワクはする。