Flush+Reload
キャッシュタイミングの違いを利用してデータの存在を確認し情報を取得するサイドチャネル攻撃の一種 手順
Flush
ターゲットのメモリ一をキャッシュから削除する
Wait
とにかく一定時間待つ
他のプロセスやスレッドがターゲットのメモリアドレスにアクセスするのを待っている
アクセスされれば、そのアドレスの内容がキャッシュされる
Reload
ターゲットアドレスのメモリを読み込む
その際、読み込みにかかる時間を計測する
応答時間が早いならばそのアドレスはキャッシュされているということがわかる
アクセスされていなければ応答時間は変わらず、キャッシュされないということになる
Flush+Reload は応答速度を計測してキャッシュされているかどうかを確認するというしくみなので、どんなデータを漏洩させたいか、つまり漏洩するデータがどんなエンコードなのかとかは関知されない(?)