ショートカット追加プラグイン
#ツール紹介 #AviUtl
入れなきゃ絶対損! AviUtlでの作業を効率化したいなら必須のプラグインです
あらゆる動作にショートカットキーを設定できるAulsさんのショートカット追加プラグインを紹介します
使用例として僕のショートカットキー設定も共有します
導入
1 こちらのページから、ショートカット追加とメモリ参照をダウンロード
AviUtl ver1.10をお使いの場合、メモリ参照はこちらをダウンロード
2 auls_addshortcut.auf, auls_memref.aufを拡張編集と同じフォルダに入れる
3 メインウィンドウのファイル > 環境設定 > ショートカットキーの設定を開く
追加ショートカットと書かれたショートカットキーが大量に追加されている筈です
追加できる主なショートカットキー
表のショートカットは僕が独自に設定したもので、デフォルトでそうなっているというものではないです
メディアオブジェクトの追加
図形, テキスト, フレームバッファ, グループ制御などをタイムラインに追加できます
僕はよく使うものに数字キーを割り当てています
1, 2を飛ばしているのは、別のショートカットを割り当てているから
table:追加ショートカット(メディアオブジェクト)
3 図形
4 テキスト
5 フレームバッファ
6 シーン
7 カスタムオブジェクト
8 グループ制御
9 カメラ制御
0 時間制御
フィルタオブジェクトの追加
発光, 放射ブラー, シーンチェンジなどをタイムラインに追加できます
設定次第で、オブジェクトにフィルタ効果として追加できるものもあります
僕はよく使うものにCtrl+数字キーを割り当てています
table:追加ショートカット(フィルタオブジェクト)
Ctrl+1 発光
Ctrl+2 放射ブラー
Ctrl+3 方向ブラー
Ctrl+4 ぼかし
Ctrl+5 レンズブラー
Ctrl+6 モーションブラー
Ctrl+0 シーンチェンジ
フィルタ効果の追加
フィルタ効果をタイムラインまたはオブジェクトに追加できます
タイムラインに追加するか、オブジェクトに追加するかは設定で選択できます
オブジェクトに追加する設定でも、オブジェクトを選択していない状態ではタイムラインに追加されます
僕はアニメーション効果にAキー、その他のよく使う効果にAlt+数字キーなどを割り当てています
table:追加ショートカット(フィルタ効果)
A アニメーション効果
Alt+A スクリプト制御
Alt+1 色調補正
Alt+2 クリッピング
Alt+3 斜めクリッピング
Alt+4 マスク
Alt+5 ルミナンスキー
Alt+6 縁取り
Alt+7 シャドー
Alt+8 グラデーション
Alt+9 単色化
Alt+0 反転(基本効果)
カメラ制御用のフィルタ効果の追加
フィルタ効果をタイムラインまたはカメラ制御に追加できます
一応普通のオブジェクトにも追加できますが、意味はないです
タイムラインに追加するか、カメラ制御に追加するかは設定で選択できます
オブジェクトに追加する設定でも、何も選択していない状態ではタイムラインに追加されます
table:追加ショートカット(フィルタ効果)
Q カメラ効果
Alt+Q スクリプト(カメラ制御)
Alt+S シャドー(カメラ制御)
標準描画/拡張描画
オブジェクトを拡張描画にしたり、標準描画に戻したりできます
table:追加ショートカット(フィルタ効果)
Shift+Z 標準描画
Z 拡張描画
オブジェクトの選択
タイムラインの大量のオブジェクトを、カーソル位置を基準に一括で選択できます
table:追加ショートカット(各種設定)
Ctrl+A 全てのオブジェクトを選択
Ctrl+I カーソル以降に開始するオブジェクトを選択
Ctrl+U カーソル以前に終了するオブジェクトを選択
選択オブジェクトをすべて分割
デフォルトの分割(Sキー)では、オブジェクトを複数選択しても一つしか分割できませんが、このショートカットを設定すると一括で分割できます
table:追加ショートカット(各種設定)
Ctrl+Alt+S 選択オブジェクトをすべて分割
グループ化/グループ化解除
選択中のオブジェクト群をグループ化して、開始位置, 終了位置, 中間点の位置を一括で移動できるようにします
table:追加ショートカット(各種設定)
Ctrl+G グループ化
Shift+Ctrl+G グループ化解除
フィルタ効果の操作
面倒なフィルタ効果の操作をショートカットで楽にできます
僕はShift+各種キーなどを割り当てています
「n番目のフィルタを操作対象にする」がずれているのは個人的な好みによるもの 
「操作対象フィルタの有効/無効切り替え」は、操作対象が1番目のときタイムライン上のオブジェクトを無効化するのにも使えるので、「1番目のフィルタを操作対象にする」と組み合わせてすぐに使えるようにすると便利
table:追加ショートカット(各種設定)
1 操作対象フィルタの有効/無効切り替え
2 1番目のフィルタを操作対象にする
Shift+1 2番目のフィルタを操作対象にする
Shift+2 3番目のフィルタを操作対象にする
Shift+3 4番目のフィルタを操作対象にする
Shift+4 5番目のフィルタを操作対象にする
Shift+5 6番目のフィルタを操作対象にする
Shift+6 7番目のフィルタを操作対象にする
Shift+7 8番目のフィルタを操作対象にする
Shift+8 9番目のフィルタを操作対象にする
Shift+9 10番目のフィルタを操作対象にする
Shift+0 11番目のフィルタを操作対象にする
Shift+↑ 操作対象フィルタを上に移動
Shift+↓ 操作対象フィルタを下に移動
Shift+← 操作対象フィルタを折りたたむ
Shift+→ 先頭と操作対象以外のフィルタを無効にする
Shift+Delete 操作対象フィルタを削除
Shift+Space 全てのフィルタを有効にする
Shift+Home 全てのフィルタを展開
Shift+End 操作対象以外のフィルタを折りたたむ
注意
数字キーに割り当てているショートカットをテンキーで代用することはオススメしません
一部のテンキーには固定ショートカットが割り当てられており、通常のショートカットよりも優先されます
つまり、以下のテンキーにショートカットを設定しても機能しません
table:固定ショートカット
2(テンキー) Y座標+1
4(テンキー) X座標-1
6(テンキー) X座標+1
8(テンキー) Y座標-1
+(テンキー) 拡大率+10
-(テンキー) 拡大率-10
*(テンキー) 回転/Z軸回転/回転角+22.5
/(テンキー) 回転/Z軸回転/回転角-22.5
参考 : https://auls.client.jp/doc/fixed_shortcut.html
まとめ
ショートカットを使いこなせると編集のスピードが劇的に変わってきます
AviUtlデフォルトのショートカットキーにも便利なものがあるので、今一度ショートカットの設定をゆっくり眺めてみてはどうでしょう