カラーパレットプラグイン
AviUtlのカラーパレットはいじり倒せちゃうんです
詳しい使い方を知っているとめちゃくちゃ便利なrikkyさんのカラーパレットプラグインを紹介します
ついでに、Lejeが作成したカラーパレットを配布します
前置き
カラーパレットプラグインを導入していなくても、AviUtlのカラーパレットの色はいじれます
色の選択ウィンドウを開き、左側に並ぶ任意の色を右クリックすると、現在の色をプリセットに保存と出てきます
指定中の色をプリセットとして保存できる機能です
色の一時的な保存に使えて便利
導入
2 color_palette.auf, color_palette_edit(フォルダ)を、バージョンに注意して拡張編集と同じフォルダに入れる 4 rikky_memory.auf, rikky_module.dllを、同じくバージョンに注意して拡張編集と同じフォルダに入れる
5 メインウィンドウの表示 > カラーパレットの表示 を押す
すると、↓このウィンドウが現れる筈です
https://gyazo.com/145dfbea8ceaeba1e919d505fee742e0
(AviUtl ver1.10を使用しているとウィンドウの表示が崩れますが、一応問題なく使えます)
できること
1. カラーパレットの取得
AviUtlに保存されたカラーパレットプリセットを取得し、cpeという専用の形式で保存できます
AviUtlパレット取得を押し、名前を決めてOK
作成されたcpeファイルは、color_palette_editフォルダに入れればどのAviUtlでも使用できるので、譲渡・配布が可能
2. カラーパレットの変更
cpeファイルを読み込んで、カラーパレットに反映させることができます
https://gyazo.com/2b3d7cc0ddfcaf2b82dd9d93598fb911
1時間強で適当に作ったので使いやすさは察し
あとパクリ多め
画像のような感じのLeje_paletteが追加されます
パレット反映を押すと、カラーパレットが変更されます
3. メディアオブジェクトやフィルタに色を反映
設定ダイアログに色をドラッグ&ドロップすると、図形やテキストといったメディアオブジェクトの色を変更できます
テキストの場合は、Ctrlを押したままドロップすると装飾色に反映できます
同様に発光, 閃光, グロー, ライト, シャドー, 縁取り, 単色化, グラデーションの色も変更できます
グラデーションの場合は、Ctrlを押したままドロップすると終了色に反映できます
4. タイムライン上に指定の色のオブジェクトを追加
拡張編集タイムライン上に色をドラッグ&ドロップすると、その色の四角形が追加されます
Cを押しながらだと円、Tだと三角形、Pだと五角形、Hだと六角形、Sだと星型、Bだと背景が追加されます
Ctrlを押しながらだとメディアオブジェクトの単色化、Shiftだとフィルタオブジェクトの単色化が追加されます
5. カラーパレットの編集
パレット入れ替え可(1.10だと下に埋もれている)にチェックを入れると、カラーパレット上の色を並べ替えられます
ウィンドウ上パレットの色を左クリックすると、色の変更ができます
https://gyazo.com/3e3e23157c8c61a2b8be12adbe6146a2
AviUtlの色の選択ウィンドウよりも多機能
このウィンドウには以下の便利機能もあるので注目
6. HexColorの読み込み RGB,HSVとの相互変換
色選択ウィンドウから、HexColor(16進数カラーコード)で色を読み込めます
色を右クリックすることで、HexColorをコピーすることも可能です
RGB,HSVとの相互変換も可能です
7. AviUtl以外の画面の色を抽出
色選択ウィンドウのスポイトは、パソコンの画面全ての色を抽出できます
通常の色の選択ウィンドウのスポイトでは、ほとんどAviUtlのウィンドウ上の色しか取得できない
何気に一番便利かもしれません
まとめ
AviUtl独特の雰囲気(いわゆるAviUtl臭さ)の原因は、色使いにもあったりします
色使いや配色に強くなりたいとき、まず導入すべきプラグインです