慶應義塾大学SFC研究所
先端的研究の遂行と研究成果の社会への還元
1996年7月に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、総合政策学部、環境情報学部の附属研究所として発足したSFC研究所は、21世紀の先端研究をリードする研究拠点として、SFCにおける教育・研究活動と、産官学および国内外のあらゆる関連活動との双方向の協調関係を育みながら諸科学協調の立場から先端的研究を行い、社会の発展に寄与することを目的としています。
この目的を達成するための具体的施策として、(1)調査研究の企画・実施(2)外部機関との研究プロジェクトの推進などを行っており、SFC研究所の特徴でもある、大学主導による複数機関との共同研究「SFC研究コンソーシアム」では、17件のプロジェクトが稼動しています(2013年5月現在)。また国・地方公共団体、民間企業などからは、年間約180件、総額約10億円(いずれも2012年度実績)の研究を受託しています。これらの研究は、SFCの専任教員を中心とする研究所上席所員(常勤)・上席所員(特任)・所員(特任)だけでなく、外部からの450名を越える上席所員・所員と共に実施されています。
SFC研究所ではこの他にも、(3)国内外の大学・研究機関との協力、提携、交流(4)研究会・シンポジウムおよび啓蒙活動の企画、開催(5)研究成果の公開や講師派遣などを行い、研究成果の社会への還元に努めています。