長回し
どのくらいの時間回し続けていれば長回しと呼ぶのか、というような明確な定義はないが、分単位で連続していれば長回しと言い得る。カットせずにカメラを回し続けることにより、役者の緊張感や映像の臨場感を維持し続けることができるという効果がある。
一つの映画の中でここぞという時に使うことが多いが、中にはその緊張感や持続性に惹かれ、長回しを多用する作家もいる。アンドレイ・タルコフスキー、テオ・アンゲロプロス、タル・ベーラ、溝口健二、相米慎二がその代表だが、アンゲロプロスやタル・ベーラに至っては長回し以外のカット(ショット)がほとんどないほど徹底されており、両名の作品を特徴づけるものとなっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/長回し
Andrei Tarkovsky
#演出