背景追加と映像ファイル(mp4)への書き出し
#映像演習・実習Ⅰ-2023
#character_animator
hr.icon
https://gyazo.com/7dbb9c402f8066eb33133643b321a539
1. 静止画の読み込みと背景への配置(任意)
Character Animatorのプレビューでの背景色(白、黒、透明グリッド)は、書き出し映像には反映されない。そのためCharacter Animatorのみで背景に何らかの画像を設定する場合は、画像データをパペットとして読み込む必要がある。
① 背景画像のダウンロード
以下のサイトから好みの背景画像をダンロードする。
46 Colorful Adobe Character Animator Backgrounds (Free and Premium)
ここではKindergarten Room (Free)をダウンロード。
解凍したフォルダの中にはいくつかのファイルがあるが、今回は663.jpgを利用する。
https://gyazo.com/0f5cffef759ec3d4a98720f6054807dc
② プロジェクトフォルダへ移動
663.jpgをプロジェクトフォルダへ移動する。
任意の場所でも利用できるが、ファイルはプロジェクト毎に整理しながら行うことをお勧めする。
https://gyazo.com/e576042e5a72ced2ebdfb7dafc722a07
③ 画像データの読み込み
「ファイルメニュー > 読み込み」をクリックして、画像を選択して読み込む。
https://gyazo.com/34b20a638e348f3a066cbd18ef6404fe
https://gyazo.com/ef6aa363ff596ee1fccf700dff76c564
プロジェクトパネル内に下図のようにパペットとして読み込まれる。
https://gyazo.com/625409d7ddc722c7c9d75f1132b1a120
Character Animatorでは全ての画像データはパペットとして読み込まれるが、背景画像として利用する場合はリグは不要。
④ タイムライン一番下へ配置
プロジェクトパネルの背景用パペットをタイムラインにドラッグアンドドロップして追加する。その後、タイムラインの一番下のレイヤーとなるよう、ドラッグアンドドロップして移動する。
https://gyazo.com/8e600a4d2cf309b0e0cce3b3adedc343
トラックの赤丸をクリックして、録画は無効に設定する。
https://gyazo.com/60462d8fdaeecc267f5d1b986244173b
背景のサイズを変更したい場合は、タイムラインの背景用トラックを選択した状態で、トランスフォームビヘイビアのスケールを調整する。
https://gyazo.com/813196a41b2d8b96518947f4a3e4a75c
参考
背景とカメラ Backgrounds & Cameras | Learn Character Animator with Brainbuffet
動く背景 How to Add Moving Backgrounds in Adobe Character Animator
Character Animatorで使える背景画像 46 Colorful Adobe Character Animator Backgrounds (Free and Premium)
hr.icon
2. ワークエリアの設定
映像の書き出し範囲としてワークエリアを設定する。
真ん中部分をドラッグして移動
左右端をドラッグしてIN点、OUT点を設定
ワークエリアが無効の場合は下図部分をクリックして有効にする。
https://gyazo.com/f9a29bdb34246dcc1105555aa3110c42
ワークエリアを設定しない場合は、シーンのデュレーション(シーンのプロパティから変更可能)が映像の長さとなる。
hr.icon
3-a. 書き出し(クイック書き出し)※バージョン22.5より実装
事前にワークエリアを設定して書き出し範囲を指定しておく。
UI右上の下図アイコンをクリックする。
https://gyazo.com/fe2a87c430edeb05a1cdc601bd78bc09
下図から以下を指定して書き出しボタンを押す。
・ファイル名と保存場所
・プリセット
https://gyazo.com/fa1a18755e932463ade18caf80b16a71
hr.icon
3-b. 書き出し(Media Encoder経由・紹介のみ)
「ファイルメニュー > 書き出し > ビデオをAdobe Media Encoder経由で...」をクリックする。
https://gyazo.com/f5fa58b419514a44445e54baaf40fcf1
保存先、ファイル名を入力して、保存ボタンを押す(この時点では保存されない)。
https://gyazo.com/4a5162e15beda76eb166aa072e65cd02
Media Encoderが起動する。少し時間がかかるので待つ。
https://gyazo.com/a472723592e9ab63312da39339a52168
キューにCharacter Animatorのプロジェクトが追加される。
下図の「H.264」もしくは「ソースの一致・高速ビットレート」をクリックする。
https://gyazo.com/36805b00408601f087c2d66019ba995b
書き出し設定が表示される。
https://gyazo.com/3aff2ac7564284268964dd6ad9bb83a1
「書き出し設定 > 形式」のプルダウンリストをクリックして、H.264(= mp4)を選択する(最初から設定されていれば不要)。
https://gyazo.com/00249dd36006b75be2d7c45d2666250e
出力名の青字をクリックすることで、保存先とファイル名を変更することができる。
Character Animatorで指定したもので問題なければ不要。
https://gyazo.com/514f6c88389c5c98d224193043cbc669
左下のソース範囲がワークエリアに設定されていることを確認する。
https://gyazo.com/f09658a45c3f918770f8217945c28cf1
コンポジション全体への変更や、カスタムでIN点、OUT点の設定やに変更することもできるが、Character Animator上で設定しておくほうが微調整も可能なので望ましい。
「最高レンダリング品質を使用」にはチェックを入れておく。
https://gyazo.com/88806b2add0e514491e1cf5460193ee1
レンダリング品質を向上させるには、H.264等のコーデック選択やビットレート設定等、映像フォーマットに対する高度な知識が必要だが、ここでの設定である程度の画質は担保できる。
設定が完了したら、右下のOKボタンをクリックする。
https://gyazo.com/e263c52e317be63baf67dc6c68a89e43
キューパネルの右側の「キューの開始」ボタンをクリックする。
https://gyazo.com/8b5589b135bd5f93a4523bfdf43514f0
エンコーディングパネルにエンコード進捗が表示される。
https://gyazo.com/2b62edff2c4569256655b912c9f14dea
完成した映像を再生して確認する。
https://gyazo.com/8b6da63333abd3b929dee781086c16fb
https://gyazo.com/f5710b57abdee83d592e686d6122ae71
hr.icon
4. Dynamic LinkによるPremiereやAfter Effectsとの連携(紹介のみ)
下方YouTubeで7:35頃に影の作成方法
Character Animatorは映像の素材となるキャラクターアニメーションを作成することが多いので、Character Animatorから直接映像を出力することは少ない。通常はPremiereやAfter Effectsに.chprojファイルを読み込むことで、実写との合成等を行って作品制作を行う。
https://gyazo.com/44bbcfd0b08f4845d971e05c3982b369
実写との合成チュートリアル
https://www.youtube.com/watch?v=1mTSNfMSFck&t=44s
hr.icon
その他の様々なチュートリアル
https://pages.adobe.com/character/en/tutorials