フレームアニメーションとビデオタイムラインの違い(Photoshopタイムラインの種類)
TIPS
フレームアニメーションとビデオタイムラインの違い
Photoshopでアニメーションを作成するためにはタイムラインを利用するが、タイムラインには「フレームアニメーション」と「ビデオタイムライン」の2種類が存在する。名前からすれば、前者がアニメーションで後者がビデオ用のようにも感じられるが、一概には言えず、制作したい作品表現にどちらが適しているかによる。
手描きアニメーションを得意とするあるアーティストの制作手法としては、「ビデオタイムライン」の1つのレイヤーの長さを1フレームとして連続させることで効率的な制作手法を実現している例がある。「フレームアニメーション」はコマを基本要素として扱うため、わかりやすい半面、自由度の高い編集を行うことができない。一方、ウェブ用バナーなどでは「フレームアニメーション」で生成するほうがデータ容量を抑えることができる。アニメーションを制作している段階では「ビデオタイムライン」で制作して、出力する段階の調整として「フレームアニメーション」に変換する機能もある。
「フレームアニメーション」にはAdobe Animate(旧Flash)のようなトゥイーン機能があり、存在しない動きを補間して生成することができる(画像はスマートオブジェクト化必要)。どちらかというと「フレームアニメーション」はもとのイラストは別に準備して簡単なアニメーションを生成する用途に適している(かな?)。
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タイムラインをフレームアニメーション(レイヤー=コマ)のチュートリアル
タイムライン上の1コマをクリックするとわかるが、レイヤーの表示/非表示が切り替わることで、常に1つだけのレイヤーが表示されることで、レイヤーとタイムラインのコマの関係性が維持された状態となる。
それぞれにディレイ(=duration? 持続時間、初期状態0.03秒)を設定することでコマアニメーションとして再生できる。
https://gyazo.com/35c35b4d4b914396e27b6228bf2efbcb
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タイムラインをビデオタイムラインとして利用するチュートリアル
上記の場合はビデオタイムラインを利用している。After Effectsに近い考え方と言える。
「ブラシツールで描くアニメGIF」のようにコマアニメーションを作成する場合はフレームアニメーションのような気もするが、ビデオタイムラインの方がオニオンスキン等もあるため作成しやすいように思う。(まだ全ての検証はできていない)
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通常のレイヤー(画像)とビデオレイヤーの違い
Photoshopの中で静止画 or 動画(ビデオ)をレイヤーに含めることができるために、レイヤーが静止画なのか動画なのかを理解しておかなければならない。動画の場合はレイヤーのサムネイルにフィルムアイコンが付くのでこれを目印として判断する。
https://gyazo.com/97d5715375c815b8d35e8bed29107f4e
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