Motion Tracking 4/4 - 3D Tracking
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解析処理に5分以上必要
1. 3D Tracking
撮影された映像データを三次元的に解析してトラッキングする手法を紹介する。
https://youtu.be/EvnoAt9bodE
元のチュートリアル映像(7:46〜)
参考
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2. 準備
2.1 使用する素材とフォルダの作成
以下の画像と映像を利用する。
tmu_logo_hd.png
Walking in an Alley.mp4
適当な場所にフォルダを作成して、上記の2つの素材を移動する。
https://gyazo.com/83e1938a5f672acefd6c1a5edb8c52f1
2.2 After Effectsの起動
After Effectsを起動して、新規プロジェクトを準備する。
https://gyazo.com/254d914fb4b83a56ea7f9068378faeda
先程作成したフォルダにプロジェクトファイルを保存する。
https://gyazo.com/52bbc4a032d43c31376547ac63656291
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3. 素材映像からコンポジションを作成
3.1 素材映像データの読み込み
プロジェクトパネルに2つの素材(tmu_logo_hd.png、Walking in an Alley.mp4)を読み込む。
https://gyazo.com/643fa40972c964c5df6764563ba881c3
3.2 素材仕様を反映したコンポジションの作成
プロジェクトパネルのWalking in an Alley.mp4を空のタイムラインにドラック&ドロップしてコンポジションを作成する。
https://gyazo.com/68d7e58abba832cfd63179febbf6b51d
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3. トラッキング処理
3.1 トラッカーの設定
タイムラインのWalking in an Alley.mp4を選択して、トラッカーパネルの3Dカメラボタンを押す。
https://gyazo.com/ea2941885e6f78c5b5e9b1838c17059a
処理が5分程度かかる。待っている間に以下でも
https://gyazo.com/cd30c6b2bba3b36151df4385d4b7fc31
エフェクトコントロールパネルの下図に進行状態が表示される。
https://gyazo.com/7784b3c888c52ec40f1ae8107d6eff24
3.2 トラックポイントとターゲットのサイズ変更
3Dカメラトラッカーエフェクトのパラメータを以下のように変更する。
トラックポイントのサイズ:300%
ターゲットサイズ:200%
https://gyazo.com/5afd7cecb57fe55b2054fe2e172f5e33
3.3 トラックポイントの選択とターゲットの設定
トラックポイントの選択方法には以下の3つの方法がある。
方法1)1点:ターゲットが表示されない状態でトラックポイントを右クリック
この方法ではカメラに向かって正面にレイヤーが設定されるので、今回は利用しない
方法2)3点:マウスオーバーで自動的に3点を通る平面にターゲットが表示して、左クリック
方法3)複数ポイント:左ドラッグ
方法2もしくは方法3で行う。
レンガ壁は段差があるので、最適なトラックポイントの組み合わせを探してターゲットを表示する。
下図は方法2でターゲットを設定した状態。
https://gyazo.com/3027591d45e20b0cb063fa6b5b7b3867
3.4 平面とカメラの作成
ターゲットを右クリックして「平面とカメラ」を選択する。
https://gyazo.com/60c8a675949b663a9a679c7c5ebdb0a8
https://gyazo.com/75c7c27fb0583532750f7a164ab63965
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4. TMUロゴ画像 ※モーショングラフィックス等の動画でも可能
4.1 プリコンポジション
※プリコンポジションについては、Grasshopper演習で説明済
タイムラインの平面を右クリックしてプリコンポーズを行う。
https://gyazo.com/8ae352e785e5e93d047a46dbdd80feb9
下図では「すべての属性を***に残す」を選択して、OKを押す。
https://gyazo.com/987c50da2445d12b853d03784211f8a5
タイムラインの「平面 1 をトラック コンポジション 1」レイヤーをダブルクリックして、コンポジションの中に入る。
https://gyazo.com/dc2d482892f11a2b17b00fb37c55a83f
タイムラインの「平面 1 をトラック」レイヤーを削除する。
https://gyazo.com/7d604d45c82738ea04720ea064b45b23
4.2 コンポジションサイズの変更
コンポジションメニュー > コンポジション設定を開く。
https://gyazo.com/70b4a059e90e317be10fe1edeacfd906
プリセットから「UHD(4K)・3840x2160・23.976fps」を選択して、OKを押す。
https://gyazo.com/e3f7be2a4a3b06079418ef96af2556f3
4.3 TMUロゴ画像の追加
プロジェクトパネルの「tmu_logo_hd.png」をドラックして、「平面 1 をトラック コンポジション 1」のタイムラインへドロップする。その後、スケールを50%程度に変更する。
https://gyazo.com/f6156a320b8bdc12530c61df6a57acd9
コンポジションパネルの下方の透明グリッドアイコンをクリックして、背景が透明であることを確認する。
https://gyazo.com/8e82a0dcfaaec9930235f21b586c44fa
4.4 画像の調整
「Walking in an Alley」コンポジションに切り替える。
https://gyazo.com/b41729a53ef09e6c6a0903616a5b8779
サイズが小さいので、「平面 1 をトラック コンポジション 1」レイヤーのスケールを400%程度に変更する。
コンポジションパネルのギズモで位置を調整する。
https://gyazo.com/6dc9bde909b8f32ceadbcde4de578e97
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5. 完成映像の書き出し(レンダリング)
ファイルメニュー > 書き出し > Adobe Media Encoderキューに追加...をクリックする。
完成した映像。
https://youtu.be/EvnoAt9bodE
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6. 2個目以降のトラッキング方法(参考)
タイムラインのWalking in an Alley.mp4を選択して、エフェクトコントロールパネルの3Dカメラトラッカーの名前部分を選択すれば、再度トラックポイントが表示されるので、1個目と同様に平面を追加して行う。
https://gyazo.com/34dbff304ff8889040876138fb202dd7
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トラッキングを利用した作品
https://vimeo.com/166807261
上記映像ではMocha Proが使われている。
https://www.youtube.com/watch?v=Deajk1XAWVc