Motion Tracking 2/4 - Dual Point Tracking
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1. Dual Point Tracking
Single Point Trackingでは位置のみトラッキングできなかったが、Dual Point Trackingではスケールと回転角度もトラッキングすることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=kEWo_jSLVqU
元のチュートリアル映像(3:15〜)
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2. 準備
2.1 使用する素材とフォルダの作成
以下の画像と映像を利用する。
tmu_logo_yellow.png
Castle.mp4(Single Pointと同じ)
適当な場所にフォルダを作成して、上記の2つの素材を移動する。
https://gyazo.com/eadf34b131dd6776370cd5a027d27c16
2.2 After Effectsの起動
After Effectsを起動して、新規プロジェクトを準備する。
https://gyazo.com/254d914fb4b83a56ea7f9068378faeda
先程作成したフォルダにプロジェクトファイルを保存する。
https://gyazo.com/379146a7ccc0600a46103d62cf7395ed
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3. 素材映像からコンポジションを作成
3.1 素材映像データの読み込み
プロジェクトパネルに2つの素材(tmu_logo_yellow.png、Castle.mp4)を読み込む。
https://gyazo.com/930557aa851563ce352e8830bff318e4
3.2 素材仕様を反映したコンポジションの作成
プロジェクトパネルのCastle.mp4を空のタイムラインにドラック&ドロップしてコンポジションを作成する。
https://gyazo.com/921e03b6af45052d1e62bceb114884ef
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4. TMUロゴ画像の追加
プロジェクトパネルのtmu_logo_yellow.pngをドラック&ドロップでタイムラインのCastle.mp4レイヤーの上に追加する。
https://gyazo.com/5bdd66515022192bbe6dcb67c6573c79
tmu_logo_yellow.pngレイヤーの目玉アイコンをクリックして非表示にする。
https://gyazo.com/4e75c4897cf22028cdf864ac6ef0a818
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5. ヌルの追加
タイムラインの空部分を右クリック > 新規 > ヌルオブジェクトを追加する。
https://gyazo.com/d7178760ba47e04a4d9805b02087f3ed
https://gyazo.com/f5292014d7a569dc985421e29ef19b38
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6. トラッキング処理
6.1 トラッカーの設定
タイムラインのCastle.mp4を選択して、トラッカーパネルのトラックボタンを押す。
https://gyazo.com/7de4894a08e1b62046b2a888ab31792a
位置だけでなく、回転とスケールにもチェックする。
https://gyazo.com/8f7c908ae47fdc025fadb29683d6082c
6.2 トラックポイントの調整(2箇所)
フッテージパネルがトラックポイントが2つ表示されていることを確認する。
https://gyazo.com/da3421a7064490c1aba7d3f9fd01fde5
必要に応じて矩形領域を広げながら、下図のようにトラックポイントを指定する。
このとき、解析しやすいようにコントラストが高く、同じようなパターンが繰り返されていない
箇所を指定する。
トラックポイント1の指定。
https://gyazo.com/205ccd9766617d8bfe191be998cee5b5
トラックポイント2の指定。
https://gyazo.com/4dfedf8b2090c0a9f23868d2bc2f0141
全体の状態。
https://gyazo.com/886dfc26c0764e61fac406da2cdf1809
6.3 分析
時間インジケータが0位置の状態から、下図の▶を押してトラッキング分析を行う。
https://gyazo.com/c2e304cbfdbf8414093e0dd6756837fc
下図はトラッキング分析が終了した状態。
フッテージパネルのトラックポイント1と2に軌跡が表示されている。
時間インジケータをスクラブして、トラッキングの状態を確認する。
https://gyazo.com/f18a26f55e219c24e8466e4d75e76984
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7. ターゲット画像
7.1 ヌルにトラッキング結果の割当て
下図のターゲットを設定をクリックする。
https://gyazo.com/e5d4408bb936f85129b2164d221f22a1
下図のレイヤーが「1.ヌル1」であることを確認してOKを押す。
https://gyazo.com/64180b395dbda33afe4d6d29b1a6db39
適用ボタンを押す。
https://gyazo.com/e533cbbe27c1f1a852410347950ef986
下図で「XおよびY」であることを確認してOKを押す。
https://gyazo.com/9bd534848646d22c142d1a2b927163c7
ヌルレイヤーの位置、スケール、回転のプロパティにトラッキング結果が反映される。
https://gyazo.com/020d2cd3c4b5573ea6c522886e0d523f
7.2 ロゴ画像の親をヌルに設定
tmu_logo_yellow.pngレイヤーの渦巻きアイコンをドラッグして、ヌルレイヤーにドロップする。
https://gyazo.com/5d45534f00ed7cd968560cd408641b82
時間インジケータをスクラブして、ロゴ画像が建物に追従することを確認する。
https://gyazo.com/4ccf32cf7e0d6354cbc57853acc17675
7.3 3Dレイヤーとしての調整
タイムラインのスイッチ/モードを切り替えて、tmu_logo_yellow.pngレイヤーの3DレイヤーをONにする。
位置、スケール、回転のプロパティにZ要素が追加されていることを確認する。
コンポジションプレビューパネルではロゴ画像にギズモが表示される。
https://gyazo.com/b96e9274a0e155f653d44ed45078172b
ギズモ or 回転プロパティで建物に合わせて調整する。
https://gyazo.com/d62f573d2fe1184df1c75afb4e65f1e9
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8. 影の追加
8.1 平面の追加
黒色の平面を追加する。
https://gyazo.com/d1f0c2e7811cf7c87a295238045298b1
8.2 3Dレイヤーとしての調整
3Dレイヤーを有効にして、スケール、ギズモ or 回転プロパティで調整する。
https://gyazo.com/5c35bfc1dae2a8bb6c1635a74cd845bf
https://gyazo.com/9f00ae67be73e371fbc80015a538ca9a
8.3 ヌルレイヤーとのペアリングhttps://gyazo.com/7c7c975b68ae93392826ea0f86061383
8.4 マスクとぼかし
フッテージパネルの背景:透明グリッド
マスクを追加
Cmd+A(頂点を全選択)
Cmd+T(自由変形)で矩形サイズを小さくする
マスクの境界線のぼかし:300px
https://gyazo.com/f94a0f274f922db9d765378e15a8238a
コンポジションパネルで確認する。
選択されているとわかりづらいので、Cmd+SHIFT+A(すべての選択解除) or ヌルレイヤー等を選択する。
https://gyazo.com/a7161cc6a7791b78c0d278d0e63e59d8
8.5 不透明度
不透明度を20%に設定。
https://gyazo.com/715d0bce665cf890a79418117af67219
https://gyazo.com/07ee3c54d7ce439db4086fdc7505993d
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7. 完成映像の書き出し(レンダリング)
ファイルメニュー > 書き出し > Adobe Media Encoderキューに追加...をクリックする。
完成した映像。
https://www.youtube.com/watch?v=kEWo_jSLVqU