3Dスキャン概要
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1. 事例紹介
ノートルダム大聖堂のレーザースキャン
フランスのArt Graphique Patrimoine(AGP)とニューヨーク州ヴァッサー大学准教授、美術史家Andrew J. Tallon(アンドリュー・タロン)博士によるプロジェクト(2014年~2016年)
2019年4月に焼失事故が起こり、歴史建造物の記録に三次元スキャンの重要性が改めて認識された。
https://gyazo.com/7f97953f1b9a0f7777f1000b36e1babbhttps://gyazo.com/54748d14e944e4d05d0b109a86f2e68b
軍艦島3Dプロジェクト, 2009~2016年
世界遺産の軍艦島480分の1モデル。株式会社計測リサーチコンサルタント出水享氏が3次元計測したものをミマキエンジニアリング製のフルカラー3Dプリンタ3DUJ-553を利用して3Dプリント出力した。
https://gyazo.com/ba56202b3adbdb18e61da636797b78ec
みんなの首里城デジタル復元プロジェクト
2019年10月、沖縄県において500年の歴史を持つ首里城の大広間と隣接する2つの建物が焼失した。
直後、有志のグループによって、当時の姿をデジタル上で構築して、将来の実際の復元に役立てるためのプロジェクトをスタートした。
https://gyazo.com/e5b62690178395d15597d74e28aee6f1
都市、地球レベルの3Dスキャン
その他
バーチャルミュージアム
森美術館「未来と芸術展」、ドイツ「草間彌生展」、その他多数
マリー アグネス:ポーランドの古い鉱山(銀、鉛、亜鉛)。
九州大学関連
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2. 応用範囲
以下、参照。
建築物・空間
工業デザイン・エンジニアリング
医療・ヘルスケア
法医学
考古学、歴史遺産の保存
アート&デザイン
映像・VR作品
ゲームへの応用
デジタルツインタレント
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3. 3Dスキャンの種類・原理
3.1 レーザーセンサ型
ハンディースキャナー / ターンテーブル型
空間スキャン
3.2 イメージセンサ(写真測量・フォトグラメトリ)型
手持ちカメラ(一眼レフ、スマートフォン等)
ターンテーブル型
ドローン(UAV、unmanned aerial vehicle)空中、水中
フォトグラメトリ技術のわかりやすい映像(授業内で紹介、01 授業8(後期)モーションキャプチャ演習)
https://gyazo.com/1002000cf8f2f50f8af2cc1de2de81ac
参考)What is Photogrammetry(Autodesk Recap Pro)
3.3 LiDAR型
LiDAR = Light Detection And Ranging(光による検知と測距)
スマートフォン
タブレット端末
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4. 今回扱う手法(すべてフォトグラメトリ手法)
4.1 自動ターンテーブルシステムによる実体スキャン
https://gyazo.com/e979a57dc2a73d205b59a806a943e33e
4.2 スマートフォン撮影による空間スキャン
https://gyazo.com/bdfb53a2162f18508a1de7299277c8d8
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