第3章 揺るぎない方針(p67~)
p67 メンバー全員が納得できる問題解決策を探ろうと延々と試行錯誤を続けるといった経験はないだろうか。
得意技、この本で何か得られないか期待してる
正当な権限を持つ人物がチームの方向性を打ち出さない限り、そのチームが効果的な自己管理を行うことは不可能である(p68)
自分も方向性を打ち出すのが苦手なのでこの言葉が刺さりました
正当な権限をもつ人物が方向性を打ち出してくれない状況はとてもやりづらいですよね
船頭多くして船山に登るパターンはよくみる
https://publicgood.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/investo06_010-509x1024.jpg
方針が「山を登ろう」だと上手くいかないだろうし、マイクロマネジメントになりすぎないいい感じの方針が必要そうに感じる。あとメンバーの納得感。つまりとても難しい
p69 したがって重要なのは、方向性を決める正当な権限を持つ人物が誰であるかを認識することであり、その人物(またはグループ)が適切かつ誰もが納得できる方法で、言い訳などせずに権限を行使することである
だいぶ難しいことを言っている気がする・・・。
正当な権限の認識というのはこの先読み進めれば見えてくるといいなぁ
権限の代わりに説明責任を持つことになるんだろうなあ
良い方向がもたらす効用
P72 メンバーが共通の価値基準を持ち、複数の登山ルートを比較検討することができる
今日も「なんでその付箋を選ぶの?」ってレトロのトピック選びに失敗した。
ただの多数決になった
部屋の中の象 無視しがち
メンバーの心を動かす
人の心を動かすビジョンを創り出し、それを実に効果的に伝えるスキルを持っている(p70)
ビジョンの提示って難しいが重要なのは実感がある
たらしのバンドマンじゃん
マティアセンは財務分析科の方向性を明確にするという正攻法を取った(p71)
演説でなく、個別に部署の指名を説いて回るというのは参考になる
メンバーの視線を同じところに向けさせる
メンバーがいくつかの選択肢を検討し、判断を下すのに役立つ
確かに作業指示待ちになる一番大きい理由な気がする。(目指しているものが見えてない)
ファイザーってあのファイザー?バイアグラも手掛けてるのか。すごいな
メンバーに持てる力を発揮させる
その場を収集する責任はリーダーにあるという雰囲気が生まれる。ここでリーダーに責任を押し付けたり、感情を害したメンバーのメンツに配慮しながら能力に合った役割分担を行うためにトリックを用いたりという誘惑に屈することなく、メンバーだけで落ち着いて話し合い、互いの違いを認め合えるチームがあるとすれば、それはよほど成熟したチームだろう
いやー、こうなりたい。なってほしい。難しい。
言葉だけでは動かない
意欲をかきたて、明確で、結果につながる方向性・目的、人生でそう何度もお目にかかれるものではなさそうに聞こえてしまう。そんな素敵な方向性・目的に出会ったことがある方いたら話聞いてみたいと思いました。
「挑戦する(する気にさせる)意欲」って、言葉の解像度を上げるとどんな表現になるのだろうか。
成功確率は60%位だけど大義ある目的が見えていて、それを達成するためは自己犠牲を問わずに最善を尽くしたくなるような状況を言語化された結果湧き上がってくる感情?とか??(しっくりこない)
p81 「目的は詳細に、手段は大まかに」と言っても、目的だけ告げてあとはメンバーに丸投げするやり方は通用しない。次章以降でも論じるが、このパターンでもリーダーはチームを支援できるし、また支援するべきである。
手段を具体的に示すか、この丸投げになってしまうかの両極端を経験することが多い。
p.79 の表3−1、原著だとけっこう言葉が違う。訳語じゃなくて英語の方が違って謎
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手段が決められ第2象限のチームになってしまうって話、アジャイル全社標準策定が一歩道を踏み外すとそっちに辿り着いてしまいそうだと感じた。
あるある
PMBOKがプロセス厨やめろ、ってなったのはそういう流れを汲んでいそう
WFも第2象限のチームに歩み寄りそうなフォースがありそう。
象限ってこう数えるんですね
https://scrapbox.io/files/61fa760785f81b001ee4b47c.png
ん?第2象限って右下を指してる???→この本では右上から時計回りっぽい
p91 それ以上に多いのは、グループの目的についてリーダーが一生懸命考えないために曖昧かつ単純な表現になったというケースである。
もし一生懸命に考えていたとしても、仰々しいというか解像度の低い方向性が語られると一生懸命考えていなかったのではないかという推測をしてしまうなー
「明確であると同時に不完全」である。「明確だが不完全」ではない。(p94)
この表現違いがわかりづらい。どうちがうのだろう・・・。
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