第2章 真のチーム(p39~)
グループの行動を説明する
みていてほれぼれするチームというものがある(p39)
うん。ある。これは本当にある。でも、どうなればそうなるのかはわからない。。。
健全なグループはメンバーに優れた行動を取ることを促し、やんだグループは不適切な行動を促す(p40)
確かにそう。そしてメカニズムを知りたいなァと思う。
p41 トラブルを個人レベルとグループレベルで分ける
例えとしてグループ間のトラブルに対して、直接関わってなくてもグループの一員として、「チーム名」で責任を取るという話はおもしろい
p43 同じ出来事の描写でも解釈が全くことなる
個人に責任があるという視点とグループ全体とどういう支援があるかもふくめた視点
個人の集まりとチームの違いって・・・?
見方というか、そもそもの事実認識が違っているように思う。これを個人とチームの視点の違いというのはいまいち腑に落ちない。
「真のチームの」の必須条件
4つの条件
課せられた「仕事」が明確なこと
チームの内外を隔てる「境界」が明確なこと
仕事のやり方を管理するの「権限」が具体的に決められていること
顔ぶれがあまり変わらない「安定性」があること
チームの仕事
p45 共行動集団 => co-acting groupかな?
各メンバーの仕事は互いにに切り離されており、自分さえしっかり働けば他人のパフォーマンスに関係なく仕事を終わらせることができる。
組織図上での部署などだとよくある話だなぁという感想です
(チームになっていないこことに)チームを率いるマネジャーが気づいておらず、、、うん。これはある。
「成果」が何であるかは大きな問題ではない(p45)
まずはチームになるためにアウトカムを出し続ける流れを作ることが先、ということなのだろうか
p45 今日では、多くの組織が「チーム」と呼ばれるグループを結成し、かなりの量の仕事を実行させているが、その実態はチームではなく、単なる共行動集団であることが少なくない。
ドキッとする、「チーム」開発できているだろうか…
チームワークの恩恵を享受するには「チーム」に仕事を任せなければならない
p46 個人単位で仕事に取り組んでいるところにチームのレトリックを持ち込んだり、チームの責任で担当すべき仕事に取り組んでいるのに個々のメンバーを直接管理しようとしたりすることはご法度である。
混ざっている気がする、どうしたらいいんだろうか。難しいのではなく無理なんだろうか。
個人に任せた方がいい仕事に創作活動があるが、アーキテクチャとかもこういう部類に入れられがちな気がする、どうなんだろ
アイディア出しすることと、アイディアを実際の仕組みやプロダクトにすることを一緒くたにしていることがある気がする
p47 これからやる仕事が本当にチームに向いているかどうか〜〜
スクラム始めるときに、「開発はチームでやる仕事ではないです」って言われる場面多い気がする
p49 チームの境界
アンダーバウンド(まとまりが弱い)システムにとっての最大の脅威
「環境の激変に巻き込まれ、アイデンティティや一貫性を失いやすい」
組織図上の変更を多くするとかがイメージされるなぁ
p51
皮肉なことだが・・・、最高の教材は現場で活躍するチームの実例かもしれない
RSGTのセッションとか見ていてこれは実感します
この本の中で紹介されている、「半導体メーカーの例」とか「オルフェウス室内楽団の例」もなるほどと思った
P.53 明確な権限
控えめすぎるかでしゃばりすぎのどちらかになるを恐れ
自分がよくある.、気にしすぎて話しづらくなる
https://scrapbox.io/files/61deca511ee71a001e25cd40.png
引用:あまのさん
したがって、チームを与えられた権限の範囲内で活動させるには、精神的に成熟したリーダーがかなりのリーダーシップスキルを駆使していかねばならない(54) わかるけど、そんなリーダーはたくさん居ないのも知っている。。。
こういうスキルがあるリーダーは引く手あまたですよね絶対。スキル持ってなくても意識してる人ってフィルターかけただけでだいぶ脱落しそうな予感
チームの自己管理は4段階に分けられる
マネジャー主導のチーム:決められた仕事を実行する権限しか持たない
自己管理チーム:自分たちのパフォーマンスを監督・管理する権限を持つ
自己設計チーム:チーム編成やチームが活動する環境も修正する権限を持つ
自己統治チーム:自分たちは何をすべきか、どんな編成で望むべきかを決められる
マネージャー主導チームに限りなく近いけれど方向性は示されない働き方の時期があったな…というか方向性って難しいな スクラムガイドにある「自己管理チーム」ってどれだろうなー
自己統治チームの中心人物がマネージャに昇格するとすぐにマネージャ主導チームとかに転がり落ちる…
マネージャー主導、自己管理あたりから自己設計レベルにステップアップするまでの壁が高い気がする。メンバーが自分たちで変えたいと思っているか?で変わるのかな
自己管理と自己設計の2チームは、企業や官庁、非営利団体など社会あちこちに多数存在する(57)
ちょっと認識があってないかもしれない。。そんなにできているかな?
自己管理8割、ちょっとだけ自己設計みたいな話では
トランザクティブメモリが形成されたりする(メンバが互いの記憶を補い合い、個人の能力を超えた集合的な記憶を可能にするシステム)
初めての言葉!いわゆる暗黙知かな。
チームの安定性
P.59 ただ、ある研究によれば、チームのメンバーへの研修は別々に行うよりも「1ヶ所に集めて同時に」行うほうがパフォーマンスを早く高められる。
共通認識なのかな。スクラムの研修、チームで受けたかったなー。
最高のチームはいつまでも成長し続けるのだ
前のページに合った主張にも合致する。そんなところに所属したいな
デキるチームになるための基礎
本書であは、真のチームの編成を、チームのパフォーマンスを高める基本条件の第一条件と位置づけている