STタテヨコナナメ読み(第四十八回)
対象日:ざっくり2/9(月)〜2/16(日)
対象ニュース
ドイツの銀行がデジタル証券決済用のステーブルコインをStellar上に開発へ
1754年創業でミュンヘンに拠点を置くvon der Heydt銀行がBitbondとの提携を発表し、私募市場でのデジタル証券発行における決済手段としてのStable Coin開発に向けて動き出すと発表した
bitbondと同銀行は昨年Bafinから認可を獲得し、デジタルアセットのカストディ業務も行えるようになっている
このカストディ業務を活用し、同銀行は証券決済に特化したデジタルEuroステーブルコインをも発行予定
bitbondは証券をstellar上で発行しており、ステーブルコインも同じstellar上で発行するものと想定されている
Bitbond CEOの発言によると、提携による新規サービスローンチを4月に想定している
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公募としてのサービス提供については現在未定
JPMorgan, Citi, BNP ParibasがCLS国際送金ネットワークに参加へ
Actinver, BNP Paribas, Citibank, JP MorganがCLSが提供する国際送金ネットワークCLSNet に参加すると発表した CLSNetとは分散台帳技術を利用して国際送金の迅速化を目指すサービス。
GS<>Morgan Stanley間での初期サービスを昨年にローンチ以降現在は9社が参画するネットワークに
カウンターパーティリスク削減・日中流動性最適化・オペレーショナルコスト削減を目的としている
オレペレーショナルの自動化
国際送金における清算・決済情報送信部分を担当
規格に乗っ取って各通貨ペアごとにネッティング時間を決定
ネッティング完了後は別の決済システムへと情報を送る
これにより、決済システムと清算システムとの疎結合を実現
CLSはすでに米国でCLS Settlement国際決済サービスを提供しており、Dailyで5兆ドルの国際送金を取引
ただし、CLSSettlementの清算への対応通貨は18通貨のみで、CLSNetはそれを120通貨に拡大することも目的とされている
CLSNetでは標準化を実現することで、今までは通貨間でフォーマットが異なっていた清算・決済を同一規格で実現すると担当者は説明
CLSNetはネッティングによる流動性確保と、新興通貨を利用した際のカウンターパーティリスクの二つの両立とを目指している
今までは、新興通貨は信用が低く清算を利用したネッティングという選択肢はあまり取られていなかった模様
CLSNetはメイン技術提供者としてIBMが参画しており、HyperLedger Fabric上に構築されている
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