STタテヨコナナメ読み(第六十回)
対象日:ざっくり5/4(月)〜5/10(日)
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シカゴのクリアリングハウスOCCがシステムインフラをブロックチェーンに以降へ
ニューヨーク証取やNasdaqで取引される株式デリバティブ取引のクリアリングを行っているクリアリングハウスのOCC社がデリバティブ取引に行っている貸株関連のデータ管理をブロックチェーンインフラに移行中であることが判明。2022年の実用化を目指している。
Newyorkに拠点を置くAxoni社と提携。彼らが提供するAxcoreブロックチェーンを利用
その他、OCC含め各社がノードを保持し参加各社で情報を共有する。ただし全ての情報を公開しているわけではない。
tomato.icon < どこまでの情報を共有しているのか、は深ぼる価値があるかもしれない
これにより、貸株業務に必要な情報が各参加者が一目で確認できるため情報やりとりのための時間的・金銭的コストが削減される。各取引データや対象企業情報などが共有される。
OCCは過去にblacklockやバンカメとともにPoCを実施済み。彼らがそのまま参画者となる予定。モルスタ、Citi、ソシエテジェネラルなど金融機関各社がノードを持つ予定。ただしノンバリデータ。
OCCのみがバリデータノードを持つ。ガバナンスや新規コンソーシアム追加権限などを有する
従来各関係機関との情報連携のために3名の従業員を要していたが、それが削減できるとOCCの担当者は説明
AxoniのCOOは「各社の取り組みが合わさってさらに強いプラットフォームになると発言」
GS<>Citiの株式スワップシステム、DTCCのクレジットデリバティブ取引情報インフラブロックチェーン化にもAxcoreが採用されている 最終的に、取引に関連する各種情報を同一DB(Axcore)に載せてシナジーを産むのが目標
tomato.icon < DBの統一化、正しくDXの第一歩感ある
tomato.icon < axcoreをちょっと深掘りしてみる
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