STタテヨコナナメ読み(第六十一回)
対象日:ざっくり5/11(月)〜5/17(日)
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Fnalityについての考察
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standard chartered社が中国元を利用したLC取引をブロックチェーン上で実現
オーストラリアに拠点を置く大手鉱業事業者のRio Tinto社と中国の鉄鋼事業者 Baosteel社の貿易取引における信用状の発行をContour上で行った、とロンドンに拠点を置く金融機関standard chartered社が発表した
standard chartered社はcontourに出資を実施
Contourはcordaを利用した貿易ファイナンスネットワーク
昨年夏にパイロットプログラムとしてLC発行を実施して半年程度で実用化に近づいた形。従前はvorltronという名前で石油貿易のやりとりに特化したネットワークとして取り組んでいた。それをトレードファイナンス全体の領域にスコープを移すなかで名前をContourと改名し、実用化を進めてきた。 50を超える金融機関とパイロットプログラムを実行し、LC発行業務にかかる所要時間を10日程度から1日程度に削減したとしている。
Baosteel社は今月上旬にはBHP社との貿易において取引状発行をContourで行っており、100万元規模の取引規模を実現している。
また、ベトナムの銀行HDBankが今月上旬にContourネットワークへの参画を表明するなど直近の動きが激しい。
Contourの代表は元、R3 Asiaの代表を務めていたWegner氏だ。Cordaベースで貿易ファイナンスに注目したネットワークにはmarco poloなど実用化に近いプロジェクトがいくつか存在する。Contourがこの領域でどういった実用化を行っていくか注目。
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