文法:文法範疇:法☆
法そのものはコピュラへの接尾辞、用法は動詞本体への接尾辞、表現は副詞付加で示す。次の7法10用法4表現がある。用法を明示したい場合は表記の接尾辞を動詞本体に接続する。
なお、コピュラを本来の用法で使う場合、動詞の語幹が無いものとして扱う。
ex.)savix oni.
直説法 -∅
話者がそのまま事実を語る時に用いる。
ex.) Ƣiv wor.
私は見ている。
懐疑法-eш
懐疑用法-∅
名前の通り、何かを疑うときに用いる。
ex.) Ƣiveш wor.
私は自分が見ているか疑っている。
確信用法-ite
何かを確信しているときに用いる。英語のmust beにあたる。
ex.) Ƣiveш worite.
私は見ているに違いない。
推量用法-unē
「~かもしれない」の意味。英語のmayにあたる。
ex.) Ƣiveш worunē.
私は見ているかもしれない。
可能性用法-ani
「~の可能性がある」の意味。推量用法と違い一定の信頼の置ける根拠があることを示す。英語のcan・may・might・ought toにあたる。
ex.) Ƣiveш worani.
私は見ている可能性がある。
伝聞用法-ok
「~だそうだ」の意味。
ex.) Ƣiveш worok.
私が見ているそうだ。
命令法-i
命令用法-∅
一般的な命令文を示す。主語は呼び掛ける相手である。一人称への命令には「~しなくては」といった意味となる。
ex.1) 'Evi wor!
君は見ろ!
ex.2)Ƣivi wor!
見なくては!
推奨用法-iv
「~した方が良い」という意味。英語のshouldにあたる。
ex.) 'Evi woriv.
あなたは見た方が良い。
義務用法-adiv
「~しなければならない」という意味。英語のmust・should・have to・ought to・shallにあたる。
ex.) Ƣivi woradiv.
私は見なければならない。
条件法(希望)-ix
希望用法-∅「~したい」といった意味で用いる。
ex.) Ƣivix wor. 私は見たい。
仮定用法 -oni「~であるなら(現実的に可能な)」「〜でありますように」といった意味に用いる。
ex.) Ƣivix woroni babix, sav zrabī ƣaubix?
もし彼女を私が見たら、彼女は何を思うだろうか?
接続法(仮定・反実仮想)-on
反実仮定用法 -∅「~であるなら(現実的に不可能な)」という意味を表す。ロマンス諸語と違ってあまり頻繁には使われない。
ex.)Ƣivon isep, ƣivigwe qaksadiv ƣaubix?
もし私が鳥なら、何を食べなければならないのか?
願望用法-ixe 「~していたらなあ」のように、実際には出来てないことを言うときに使う。英語のif onlyに相当する。
ex.) Ƣivon worixe babix!
彼女を見ていたらなあ!(良かったのに)
勧誘法-ye
「~しよう」と呼び掛けるときに用いる。主語は呼び掛ける相手になる。
ex.)'Etavye wor!
君たち、見よう!
疑問法-ad
疑問文を作る際に用いる。他の法と併用が可能である。その場合、-adは必ず最後に接続する。
ex.) 'Evad wor?
あなたは見ていますか?
表現
次の4表現はそれぞれ該当する副詞を付加する。
禁止表現 (命令法命令用法+副詞付加(否定、ge))
ex.)'Evi ge wor!
君は見るな!
懇願表現 (勧誘法+副詞付加(強意、adet))
ex.) 'Evye adet wor!
お願いですから見てください!
判断表現 (懐疑法推量用法+副詞付加(判断、xā))
Ƣiveш xā zrabī, tsad worras жex sav.
私は、見ることは正しい考えられると思う。
意思表現 (命令法義務用法+副詞付加(意思、qoc))
英語のwill・shallにあたる
Ƣivozi qoc woradiv!
私は絶対に見ているだろう!
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