文法:文法範疇:数☆
数は単数・双数・鼎数・複数の4種がある。動詞は語中に、名詞は語末(格語尾の前)に接続する。
単数:-∅-:指示対象が1つ
双数:-жo-、-(a)ж:指示対象が2つ
鼎数:-ru-、-(a)r:指示対象が3つ
複数:-ta-、-(a)t:指示対象が4より多い
(※複数形は前期祖語の*-tiに由来。数ある複数形化する方法の一つであり、後に統合していった。 また双数と鼎数はそれぞれ「2」と「3」の従属接尾辞形が化石化したものであり、かつては全ての数字で生産的な表現であった可能性がある。)
ex.1) Saruv wor ūzaжix.
彼ら三人は男二人を見ている。
ex.2)ƣaqē-t,isep-at
人間たち、鳥たち
なお、現代語では双数と鼎数は衰退し、代わりに複数形が使われることが多い。