選択肢は少しずつ絞る
例: 「AngularアプリにカルーセルUIを組み込みたい」
ドンピシャの選択肢をいきなり狙うとうまくいかない
Angular用UIライブラリの中からカルーセルを提供しているものを探す
そもそも選択肢が少ないので、機能要件を満たしていないと無理な拡張が必要になる
「フレームワークとの統合」と「機能要件の合致」の積集合をいきなり狙いにいくのは筋が悪い。
より大きな集合から徐々に絞っていくことで妥協点が見つかりやすくなる。
少しずつ選択肢を絞る
カルーセルUIを提供するJavaScriptのライブラリを探す(いちばん大きい集合)
↑のうち、機能要件を満たしているものを探す
↑のうち、Angular統合のサポートがあれば採用する
カルーセルUIは一般的なニーズが常にあるから、フレームワークによらず普及しているライブラリがあることくらいはあらかじめ想像できる。ちょっとググればいくつか選択肢が出てくる。
そのなかで機能が足りないものやリッチすぎるものがあると思うが、とりあえず不足していなければよしとして数を絞る。
フレームワークがあろうが結局書いているのはTypeScript(JavaScript)なのだから、この時点で絞られた選択肢はどれも採用可能なはずである。そのなかで組み込みやすいものを選べばいい。もし公式にAngularサポートがあればうれしい程度の話。