目標を立てることと問いを立てること
目標を立てることは問いを立てることと同じである。なぜなら、目標となる状態を定義したならば、その実現にあたって「何故今はその状態じゃないのか?」と自分自身に問わざるをえないからだ。
したがって、目標を立てた時にその理想と現実のギャップが何故生まれていてどのように埋めるべきかという問いが、表裏一体のものとして同時に立ち上がっていないようであれば、それは目標とする状態がまだ曖昧であるか、現状の認識ができていないか、あるいはそもそも明確な答えが見えている「やるだけ」の行動目標になっているのだろう。