疑似相関
疑似相関とは、物事Aと物事Bがある際に、一見Aが増えるとBも増える、Bが減るとAも減るといった状態を見て相関関係があるように思われがちな出来事が、実際には物事CがAとBの両方の発生要因となっていて実際には相関関係がなかったという状態である。
具体例
松茸の出荷量と鮭の遡上数はどちらも9~11月ごろに増えるので相関関係がありそうに見えるが、実際は生物の生態の問題であってどちらかが上下してももう片方には全く影響がない。
算数のテストの点数が高い人は国語の点数も高いというデータがとれたので、一見相関関係がありそうに見えるが、実際は異なる年齢の児童に同じ内容のテストを受けさせていたので、年齢という潜在変数が存在した。