円グラフ
円グラフ(えんグラフ、英: pie chartまたはcircle chart)とは、丸い図形を扇形に分割し、何らかの構成比率を表したグラフ。
面積と角度∠で割合を比較することができる
絶対量を示すためのグラフではないので注意
→最近、学術的にはあまり使われなくなってきた
デメリットの認識
(棒グラフと比較して)個々の領域の大きさを比較しにくい
人間の目は角度の比較が不得意
円グラフの活躍範囲は狭い
代用方法
円グラフより視覚的にわかりやすい上に、時系列上の変化を表示できる
円グラフと同じように全体の中での割合を示すことが出来る。
円グラフが活躍する例もある
各要素間の差がはっきりしている場合
要素が二つだけの場合:「男女比」など
円グラフを使用する際のポイント
表す要素は5つまでを目安に
円グラフは要素が多いと比較がしにくい
データの合計値が100%になるようにする
円グラフ同士を比較しない
立体化しない
「3D の円グラフは言語道断」
ーそれでもまだ円グラフを使いますか? -データ可視化のアイデア帳(2020/10/13閲覧)
目の錯覚が生じ、手前の領域が大きく見えてしまう
いちいち凡例を確認するのは大変
正しい順番で並べる
最も大きな要素を12時の位置に置き、以降降順に並べる。「その他」領域は時計回りの最後の位置に配置する。
ただし、「賛成」「どちらかといえば賛成」「どちらかといえば反対」「反対」を示すようなときには、この限りではない
色数が増えすぎないように、同じ色相の色の濃淡で塗り分けるのもよい
色覚バリアフリーの観点から
グラフの項目の色の濃淡を、データの重要さにあわせて工夫する
参考文献
それでもまだ円グラフを使いますか? -データ可視化のアイデア帳(2020/10/10閲覧)
ひと目で伝わる!グラフ作りの基本とデザインのコツ -PowerPoint Design(2020/10/13閲覧)
表とグラフ -伝わるデザイン(2020/10/15閲覧)
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