グラフを作る上での留意点
グラフ等の可視化手法は、 目的に適したものを用いてはじめて効果がある(FROMのテキストPDF)
どのグラフの形を選ぶか、は目的に応じて変えなければいけない。たとえば雨量を示したいときは月ごとのデータを比較したいので棒グラフがいい。しかし月ごとの平均雨量を示したいならば、月ごとの雨量の合計を棒グラフで示して、平均値の散布図を重ね、折れ線グラフを色分けしてやるといい。
変数に応じて色分けするのは一個の手だが、その場合は色が混ざらないようにする(カラーデザイン?)
軸ラベルは重要(軸のタイトル)。可能な限りグラフ内に収める。横軸、縦軸がなにを示しているのか。もし煩雑ならば注釈を書いてやるのも手。
変数の範囲のとり方も重要。たとえば変数の範囲が10≦x≦30の場合、下限は10または10のちょいした(9とか)、上限は30(+1)とかに設定する(+1は余白。先にはもうなにもないよ、と示すためにもあったほうがいい?
#あやしいグラフ は避ける
統計グラフコンクール( http://www.kochi-toukei.jp/gurakon/kouhyou.htm )では、
>「審査では、多くの作品が、①データの説明不足、②グラフが正確に描かれていない等の「統計グラフの基本的」要件を欠いたため、賞の対象から外れるという残念な結果になっています。」
とある。けっこうミスるんだねみんな。
#コンクールの選評 が良かったので引用する。
#統計局さんのグラフ作成マニュアル もめっちゃよかったので引用する。
 統計局さんのグラフ作成マニュアルは細かいので、熟読。
他生徒のアーティクルに「ストーリーテリング」をまとめているページがあった。この考え方は間違いではないのだけど、過度なストーリーテリングは #あやしいグラフ に接続する。個人的にビジネス用語を使いすぎると言葉の仰々しさに感情が煽られるので気をつけたい。記事はよくまとまっていた。
/kyoyo-ds2020-006/ストーリーテリング
#留意点
#datavisualize