あやしいグラフ
「つごうのいいしんじつ」に多用される”事実をねじまげるような”グラフのこと。データに基づいた記述ではなくストーリーに基づく記述が要求されるものに使用されることがある。
絶対にしてはいけない。
あやしいグラフ、ウソグラフは印象に強く訴えかけるグラフという手法を使用した印象操作であり、インフォデミックを引き起こす。恣意的に事実と異なるストーリーテリングを可能にする。現実をウソ化することは、基底現実に虚構を持ち込む行為であり、私たちの住むこの世界を誤解させる。
「ポストトゥルース」なる言葉が近頃聞かれるが、これは「真実」ではなく(容易に導き出される、誤りを含む)「解釈」を優先する態度だ。世界がどうであるかを正しく見る手段を堅持するのではなく、世界がどうであるかという結論に合わせてデータを恣意的にゆがめる態度を引き起こしている。そのような「解釈」を「真実」に優先させたいときウソグラフは効果的だ。
棒グラフを3D図にして、回転をつけてパースをつけると、遠近法で手前はより大きく、奥はより小さく見える。あるいはデータを0始まりにするのではなく特定の度数から開始する方法もある。
以下のサイトに具体的作成法が詳しい。これらをブラックリスト方式にして、採用されたグラフは信憑性がないものだと理解するように。