散布図
数1Aでおなじみの散布図をもう1度復習
散布図:2つのデータとその2つのデータをまとめるデータ項目を用いて、縦軸、横軸で構成された表にデータを点として打ち込んだもの。
得意分野:2つのデータ項目の”関係”を表すことができる。
注意すること
①相関関係が偶然であるパターンもあることに注意
例えば「〇〇という映画の売り上げと自殺者」のデータ項目を散布図で表したときに正の相関があったとします。
ここで「自殺者を減らすためには、〇〇という映画の公開を中止しよう」という結論に至る人がいたら、気を付けましょう。
もちろんこの2つのデータ項目にはまったく関係がなく、(映画がかなり憂鬱なものでない限り)相関関係が生まれたのは偶然でしかありません。
②見せるデータの選択に注意
散布図ではデータをどう見せるか?より何を見せるか。
なぜか?→散布図が伝える内容はデータ同士の”つながり”であるから。そうでないと、グラフを見た人になぜこの2つのデータ項目なのか疑問に持たれてしまう