決定係数
アールスクエア、R2乗値とも
説明変数が目的変数をどれくらい説明しているかを示す値
0<R^2≦1の間をとる
R^2=(推定値の分散)/(標本値の分散)
「標本値」とは目的変数の実際の値
「推定値」とは回帰直線で推定される目的変数の値
以下が詳しい図になるが、とにかく決定係数は「推定値の分散(回帰変動)が標本値の分散(全変動)の何%を説明しているか」=「説明変数が目的変数の何%を説明しているか」ということである
https://bellcurve.jp/statistics/wp-body/wp-content/uploads/2017/01/795316b92fc766b0181f6fef074f03fa-16.png
「全変動」:実際のデータとデータ全体の平均値との差を表します(上の図の緑の部分)
「回帰変動」:推定された回帰式から得られた予測値とデータ全体の平均値の差を表します(上の図の紫の部分)
「残差変動」:実際のデータと推定された回帰式から得られた予測値との差を表します(上の図の赤の部分)
これらの変動は二乗和として算出します。
参考
27-4. 決定係数と重相関係数 | 統計学の時間 | 統計WEB https://bellcurve.jp/statistics/course/9706.html (2020.10.27)
神永正博『ウソを見破る統計学』,ブルーバックス,2011
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