散布図
https://www.stat.go.jp/koukou/howto/process/graph/images/g6_7.jpg
散布図は、横軸と縦軸にそれぞれ別の 量をとり、データが当てはまるところに点を打って示す(「プロットする」といいます。)グラフです。2つの量に関係があるかどうかをみるのに非常に便利なグラフです。
散布図は、個々の要素に関して、2つの特性について観察して得たn組の変量を (x1, y1), (x2, y2), ..., (xn, yn) と表したとき、(xi, yi) を座標とする点をxy平面上に表したものと言い表せます。
→散布図は相関関係をみるときに参考になるグラフである。相関係数でも相関の程度を知ることはできるが、図としてみることでより強さの程度がわかりやすい場合もある。点の集合が右上に向かった斜めになっているほど相関係数は1に近く、左上に向かった斜めだと-1に近いという関係がある。点の並びに規則を感じられないほどバラバラであれば、相関がほとんどない0に近い状態であると分かる。
また、Excelで散布図を作成する際に、ただ点を打つだけでなく、そこに近似曲線を入れることでより分かりやすくなることがある。明らかに相関が強い図であれば必要無いかもしれないが、ほとんど相関がないようなバラバラな図の場合、近似曲線の傾きによってその相関が正なのか負なのか一目瞭然となる。
#テーマ3
引用・参考
なるほど統計学園高等部 総務省統計局
https://www.stat.go.jp/koukou/howto/process/graph/graph6.html 210211閲覧