因果関係と相関関係
「相関関係」とは、二つの事柄のうち、一方が変わると、もう一方も変化するという関係です。 数学では、二つの変数のうち一方が増えた場合、もう一方も増えたら「正の相関」、減ったら「負の相関」、どちらでもなければ「無相関」と言います。
これに対して「因果関係」とは、二つの事柄の一方が原因で、もう一方が結果となる関係です。 「因果関係」が成立するのは「AだからBである」という時です。
→相関関係と因果関係は似ているが別物である。片方が上がった時にもう一方が上がればそれは相関関係である。それに対して因果関係は原因と結果だ。例えば「たくさん自学をする」と「テストの点が上がる」というふたつがあった時に、勉強時間が増えればテストの点は良くなるのでこの2つに相関関係があることは間違いない。ただ、テストの点が上がったことが原因で自学の時間が増えたという結果が得られるとは限らず、この場合は因果関係はないことになる。
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引用・参考
「相関関係」と「因果関係」の違い 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170119/mul/00m/040/00600sc 210211閲覧