ヒートマップ
ヒートマップとは
一般的にヒートマップとは、エリアごとにデータの数値を強弱で色分けしたグラフのことを指す。
例えば東京都内で夜間でも温度が下がらない地域が知りたい時、最初にエリアを設定していくことで、熱帯夜の日数ごとにエリアを色分けしていきます。
熱帯夜が40日以上続くところは「赤」、35日以上続くところは「オレンジ」、30日以上は「黄色」、25日以上は「黄緑」、20日以上は「緑」...5日以下のところは「濃い青」、と色のグラデーションで表現することで、都内のどこが夜間でも暑いのか一眼で見ることができ流ようになります。
このように、細かくデータを追わなくても、直感的に把握できるというのがヒートマップの強みです。
分析可能なこと:Webサイトをヒートマップで分析した場合
どこまでスクロールして、どこで離脱したのか
どこに注目したのか
どこをクリックしたのか
どこにカーソルを乗せたのか
どこまでスクロールして、どこで離脱したのか
下図は「スクロールマップ」と呼ばれるヒートマップです。ユーザーがどこまでスクロールして、コンテンツを閲覧したのかが分かります。同時に「スクロールマップ」は、何%の人がどこで読むのをやめ、ページを離脱したかも分かります。
https://gyazo.com/b9f53e0fd75326b4eb21c66f0a0e7bcf
どこを注目したのか
下図は「アンテンションマップ」と呼ばれるヒートマップです。ユーザーがどこでスクロールを止め、どこでどのくらいの時間滞在しているのかを計測しています。つまり、「アンテンションマップ」で赤くなっている場所はユーザーが注目している場所ということがわかります。
https://gyazo.com/1dc8a7a160825d190b74bed2cc5a2907
どこをクリックしたのか
下図は「クリックマップ」と呼ばれるヒートマップです。数を用いることで、どこを多くの人がクリックしているのかを分析することができます。主に右上のボタンが多くクリックされていることがわかります。https://gyazo.com/3cdab893ee361ef0dbc1d51e0c755a4f
どこにカーソルを乗せたのか
下図は「ホバーマップ」と呼ばれるヒートマップです。ユーザーはクリックするときだけでなく、スクロールするときや、ある部分を注視するとき、画面にマウスのカーソルを合わせ読み進めたりするときにもカーソルを動かします。
このマウスのカーソルの動きをおい、多くのユーザーがカーソルを置いた場所が赤く表示されます。https://gyazo.com/b7baabd8112427da28894b433e6927c9