相関係数
2つの値の関連性を調べる目安となる値のこと。-1.0~1.0の範囲に値を取り、絶対値が1に近いほど関連性が強く、0に近いほど関連性が弱いとされる。正の相関では相関係数が1に近く、負の相関では、相関係数が-1に近い値になる。無相関では0に近くなる。
求め方
2変数の共分散をそれぞれの標準偏差の積で割ることで求められる。 例
https://gyazo.com/731ef73e200afb8f7842a80af735c7db
この時の共分散は 237.5 、数学の点数の標準偏差は約17.23、理科の点数の標準偏差は約18.91であるので、相関係数は
237.5/(17.23*18.91) ≒ 0.729
この2つのデータにはそこそこ強い正の相関があることがわかる(数学の点数が高い人ほど理科の点数が高い)
一般に、相関係数の絶対値が0〜0.3程度の場合、2篇数の間の相関はほとんどないと言え、0.3〜0.5程度だと非常に弱い相関だと言え、0.5〜0.7程度だと相関があると言い切ることができ、0.7〜0.9程度だと強い相関があると言え、0.9以上だと非常に強い相関があるということができる。