標準偏差
分散(偏差を2乗した値の平均値)の平方根のこと。標準偏差の値が大きいと、収集したデータの散らばりの度合いが大きいことを示す。標準偏差の値が小さいと、収集したデータの平均値前後にデータが集中していることを示す。
例
1,2,2,2,4,4,7,7,9,10の標準偏差
√9.36≒ 3.06
分散との違い
分散は平均との差を2乗しているため、単位が元のデータと異なる。標準偏差は、分散の平方根を取ることで単位を揃えることができ、具体的な散らばり具合を調べることができる。例えば、標準偏差が3.06で単位が「点」だった場合、平均からおよそ±3.06点内に散らばっていると考えられる。