検定
「最初に仮説を立て、実際に起こった結果を確率的に検証し、結論を導く」という手順で行う。結論を導くには「背理法(はいりほう)」を用いる。背理法とは「最初に仮説を設定し、仮説が正しいとした条件で考えて矛盾が起こった場合に仮説が間違っていると判断する」方法のこと。
検定の手順
1.仮説を立てる
検定を行うにあたっては、まず「仮説」を立てる。この仮説に矛盾が生じた場合、仮説の逆であると結論付けられる。
2.仮説を検定するための「確率」を求める
3.判断基準を元に結論を導く
結論を確定させるために「“滅多に起こらない”と判断する確率の基準」を設定する。例えば基準を「10%」と設定すると、10%以下の確率で起こる事象については「滅多にないこと」であるため、「仮説が間違っている」と判断される。逆に、10%以上の確率で起こる事象については、「滅多にないことではない=許容できる範囲」となるため、「仮説が間違っているとは言えない」と判断される。
参考 統計Web 検定とは