ニューラルネットワーク
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ニューラルネットワークとは、人間の脳内にある神経細胞(ニューロン)とそのつながり、つまり神経回路網を人工ニューロンという数式的なモデルで表現したものである。
ニューラルネットワークは、入力層、出力層、隠れ層から構成され、層と層の間には、ニューロン同士のつながりの強さを示す重み「W」がある。
一つひとつの人工ニューロンは単純な仕組みだが、それを多数組み合わせる事で複雑な関数近似を行う事ができるのが、ニューラルネットワークの大きな特徴である。
「複雑な関数近似をしなければ分類や回帰ができない場合に、従来型の機械学習手法ではうまくいかないケースも多く、そういった問題に対して、ディープラーニング手法を使用するケースが増えています。
ディープラーニングの手法を用いた事で、従来に比べて飛躍的に認識精度が向上するケースもあり、現在世の中でディープラーニングはたいへん注目されています。最近ではレコメンデーションや自動運転の分野など、幅広い分野で利用されています」(村上氏)