回帰木
例
下図のように、日々の温度と湿度のデータ、および、その日にA君が飲んだ水の量のデータが与えられた状況を考えてみます。
https://gyazo.com/cba593586e5a0fc9c64e1fba820cef96
図の1つの点が1日を表します。数字は飲んだ水の量を表します。例えば、温度が 27 度で湿度が 40 %の日には水を1.5 リットル飲んでいます。
このデータから、例えば、下図のような温度と湿度がどのようなときにどれくらいの水を飲むのか?を表現したツリーを作ることができます。
https://gyazo.com/96bc7972916b935f19ccaa619e067969
このように、ある数値(連続値)の推定のルールをツリーで表現したものを回帰木と言います。
https://gyazo.com/258413fdfe3a68b6844b9501e4c1f6fa
この回帰木を、もとの入力データの図に境界線を追加して表現することもできます。もとのデータを縦と横に分割して、それぞれの長方形領域で水を飲む量を定めるモデルです。
(このように単純な回帰木でデータを完全に説明できることは、まずありませんが。)
参考文献