分類木
例
下図のように、日々の温度と湿度のデータ、および、その日A君が暑いと感じたか暑くないと感じたかのデータが与えられた状況を考えてみます。
https://gyazo.com/3bd717c2995c5d418744c7576e0d54ed
図の1つの点が1日を表します。赤い点はA君が暑いと感じた日、青い点は暑くないと感じた日を表します。例えば、温度が 27 度で湿度が 40 %の日は暑くないと感じています。
このデータから、例えば、下図のような温度と湿度がどのようなときに暑いと感じるのか?を表現したツリーを作ることができます。
https://gyazo.com/0f87f26ebf9651006fc2d8aacd513ef0
このように分類のルールをツリーで表現したものを分類木と言います。
https://gyazo.com/2d126faef4c90f1fda013734ebedd698
この分類木を、もとの入力データの図に境界線を追加して表現することもできます。もとのデータを縦と横に分割して、それぞれの長方形領域で暑いか暑くないかを定めるモデルです。
なお、この例は二値分類ですが、3つ以上のグループの分類問題にも有効なモデルです。
参考文献
決定木、分類木、回帰木の意味と具体例 - 具体例で学ぶ数学,https://mathwords.net/ketteigi (参照 2020-1-26)
#テーマ6