統計的検定の考え方と手順
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検定の目的
母集団について仮定された仮設を標本に基づいて検証すること
検定により仮説とのずれ(=「有意」)がどの程度であるかを求めることができる
検定の考え方
求めたい主張と逆の仮説をまず立て、その仮説を否定することで逆説的に最初の主張を正しいとする考え
「確率論的背理法」
求めたい主張と逆の状態である確率が稀であるならば、その仮説を覆すことができると考えられる
統計の手順
1,正しいと主張したい仮説「対立仮説」と逆の仮説である「帰無仮説」を設定する
2.帰無仮説が起こる確率がどの程度以下ならば、その帰無仮説を否定できるかの基準である「有意水準」を設定する
3.検定統計量「t値」を求める
4.t値が帰無仮説の元に出現する確率である「p値」を求める
5.p値と有意水準を比較し、仮説の採択・棄却を行う
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