量子超越性
Googleがこれをなしたらしいので、自らの理解も含めこれを書こうと思う 大雑把なまとめです
勘違い等あると思うので真に受けないように
https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41586-019-1666-5/MediaObjects/41586_2019_1666_Fig1_HTML.png?as=webp
量子超越性 (quantum spremacy)
カリフォルニア工科大学教授、ジョン・プレスキルが定義した
大雑把に
要は新時代の到来かもしれない
パラダイムシフトとGoogleは主張している
解いた問題
量子コンピュータが得意
Googleが成功した
成功したコンピュータの名前はSycamore
Sycamoreはいくつか方式があるうちの超伝導式の53ビットのコンピュータである けど、まだまだビット数は全然足らない
Googleはここ5年ほど、量子超越性の達成を目標としていた
これに関する議論を大雑把に
世界最高能力のスーパーコンピュータ「summit」で解いても1万年かかる問題を200秒で解いたと主張
一方、IBMは「summitは持つ能力を十全に発揮していない」 問題をsummitを用いても2日半以下で解けると主張
つまり、論文自体に重大な欠陥があるということ
2日半くらいならば、半導体コンピュータでも完全にできないとは言い難い
個人的な感想
ぶっちゃけて、量子超越性はめでたいだけ
半導体コンピュータを超えただけである
今回はそれすら微妙だけど.......
その先の利用が重要である
量子コンピュータが全く期待できないし、無意味という記事もあった
しかし、それを可能にするのが我々の務めである
また、実現や実用化にはまだ数十年必要
おめでとうってことでいい
けど、過度な期待や失望は避けるべきである
どれだけリスクいやなんだと
ちょっと前やっと15の素因数分解ができたばっかなのにな
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参考文献
2019/10/25 21:45 『engadget The Morning After: Google claims 'quantum supremacy'』 2019/10/25 21:57 『nature Quantum supremacy using a programmable
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