パレート
イタリアの経済学者、ヴィルフレド・パレートにちなんで名づけられた3つの用語のこと。
少なくとも1人が得をして、他の誰も損はしないような動き。
レストランで、2人がお互い間違った食事を出された場合、交換するとそれはパレート改善。 他の誰も損をさせずに、だれかに得をさせるような別の結果がある状態。
母親がケーキの半分だけ均等に分けて、残りを捨ててしまった場合、それはパレート非効率。 だれかに損をさせずに、だれかに得をさせる他の結果はない状態。
レストランで、2人に注文通りのものが来た場合、それはパレート効率。 引用
この世で一番面白いミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講, ヨラム・バウマン (著), グレディ・クライン (著), 山形 浩生 (翻訳), ダイヤモンド社 (2011/11/26)