テーマ4 統計的検定
DuckDuckGoで「統計的検定」と検索すると...
母集団に関する仮説を標本から得た情報に基づいて検証すること。普通は単に検定と呼ばれている。
社会調査においては標本調査と全数調査とを問わずデータには偶然的誤差が含まれているので,ある結論を下すためにはそれが偶然的要因によるものでないことを統計的検定によってテストしなければならない。
この手続のあらすじは,
(1) 母集団に関して証明したい命題とは逆の仮説 (帰無仮説) を立てる
(2) その仮説が正しいとしたときの,ある統計量の標本分布を考える
(3) 調査結果からその統計量の値を計算する
(4) そのような値が帰無仮説のもとに無作為に出現する確率を,標本分布の形から数表を使って割出す
(5) この確率の値があらかじめ定めておいた有意水準 (普通5%) より小さければ,もとの仮説を棄却し,大きければ仮説の判定を保留する。
こうした手続により検定が行われるが,より簡単な方法としては片側検定というものもある。
統計的検定-コトバンク '19/11/21
また検定の種類として、利用する数値によって分類すると
平均値・代表値
パラメトリック検定
標本t検定
1元配置分散分析
2元配置分散分析
多重比較
スチューデントのt検定
ウェルチのt検定
ノンパラメトリック検定
マンホイットニのU検定
ウィルコクソンの順位和検定
ウィルコクソンの符号付順位検定
符号検定
クラスカルウォーリス検定
フリードマン検定
比率
2項検定
フィッシャーの正確確率検定
マクネマー検定
コクランのQ検定
分散比
F検定
バートレットの検定
ルービンの検定
などがある。
その他用語
検定統計量
有位水準
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