因果関係
相関関係と混同されるものに、「因果関係」があります。相関関係は、2つの事象の間にある何らかの関係のことです。ただし、どちらかの事象がもう片方の事象の直接的な原因かどうかは不明です。一方の「因果関係」は、2つの事象のうち一方が原因となって他方の結果があるという関係のことです。
2 つの出来事が原因と結果という関係で結びついていることや、あるいは結びついているかどうかを問題にした概念である。
因果関係とは
では、因果関係とはなんでしょうか。
広辞苑において因果関係とは「原因とそれによって生ずる結果との関係」とされています。
わかりやすいものでいうと、仏教の教えにある「因果応報」という言葉があるでしょう。
これは、過去に行った所業によって現在の身にあらゆる事柄が起こるという考え方です。
つまり、因果関係とは、Aを原因としてBが変動することを指します。
先ほどの例を出して言うと「時間の経過」と「空に浮かぶ太陽の位置」に因果関係はありません。
なぜなら、時間を原因として太陽が動いているわけではないからです。
もし地球が自転を止めて、時間がいくら経過しても空に浮かぶ太陽の位置が変わることはありません。
参考文献
https://ja.wikipedia.org/wiki/因果性
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