t検定
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https://www.nikkei-r.co.jp/glossary/id=1647
t検定
二つのデータ間の平均値の差の有無について調べたいときに用いられる。
Microsoft ExcelではT.TEST関数を用いて計算可能。
T.TEST(データ1, データ2, 検定方法, t検定の種類)の形で書く。
検定方法 片側検定:1 両側検定:2 で指定する。
t検定の種類
t検定は検定したいデータによってやり方が異なる。
データに対応がある場合
同一被験者などのデータは、データに対応がある。
Microsoft Excelの場合は、t検定の種類を1にする。
データに対応がない場合
データに対応がない場合は、F検定を行いデータ間の等分散性の有無を調べる。
等分散性を否定できない場合
F検定を行った結果、等分散性が否定できなかったデータは、等分散性を仮定したt検定を行う。
Microsoft Excelの場合は、t検定の種類を2にする。
等分散性が否定される場合
F検定を行った結果、等分散性が否定されたデータは、異なる分散を仮定したwelchのt検定を行う。
Microsoft Excelの場合は、t検定の種類を3にする。
なお最近では「多重性の問題」(参考サイト参照) のためにF検定を行わずに常にwelchのt検定を行う事が一般的になりつつある。
参考サイト
https://www.ipentec.com/document/office-excel-using-t-test
https://bellcurve.jp/statistics/course/9936.html